■米国の利下げは4月末のFOMCで打ち止めになったとみる
「サブプライム問題に端を発する金融不安を沈静化させるべく、FRB(連邦準備制度理事会)はこれまで極めてアグレッシブにFFレートを引き下げてきました。
しかし、ここへきて金融市場は正常化しつつあるという認識が市場参加者の間に広まりつつあります。このため、『もうFRBはあまりあわてて利下げする必要はないだろう』という考え方が支配的になっています。
事実、4月30日のFOMC(連邦公開市場委員会)ではFFレートの引き下げ幅は0.25%のみでした。
さらにその後のFRBのスタンスは、『これまでのたび重なる利下げが経済に与える累積的な影響を見極めるため様子を見たい』というニュアンスになっています。『ダウンサイド・リスクに気を配り、臨機応変に動きたい』というこれまでの表現がFRBのリリースから消えている点に注目したいと思います」
広瀬さんは米国の政策金利引き下げが先のFOMCで打ち止めになったと見ているのだ。これが今後の為替相場にどう影響するのだろうか?
「サブプライム問題に端を発する金融不安を沈静化させるべく、FRB(連邦準備制度理事会)はこれまで極めてアグレッシブにFFレートを引き下げてきました。
しかし、ここへきて金融市場は正常化しつつあるという認識が市場参加者の間に広まりつつあります。このため、『もうFRBはあまりあわてて利下げする必要はないだろう』という考え方が支配的になっています。
事実、4月30日のFOMC(連邦公開市場委員会)ではFFレートの引き下げ幅は0.25%のみでした。
さらにその後のFRBのスタンスは、『これまでのたび重なる利下げが経済に与える累積的な影響を見極めるため様子を見たい』というニュアンスになっています。『ダウンサイド・リスクに気を配り、臨機応変に動きたい』というこれまでの表現がFRBのリリースから消えている点に注目したいと思います」
広瀬さんは米国の政策金利引き下げが先のFOMCで打ち止めになったと見ているのだ。これが今後の為替相場にどう影響するのだろうか?
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