ユーロ円は110円前半に乗せていたが、大台を割れてきた。もしも米国の指標が悪かった場合には、リスク回避の流れに一層火がつくかもしれないと、私は流れに任せて109.90でユーロ円ショートのポジションをつくってみた。
しかし注意しないといけないことは、経済指標が悪いことなどそもそも最近は慣れきってしまっているので、ショートカバーもきつくなりやすい。ユーロ円は先週の高値と安値の半値である111.58付近までの上昇も覚悟のうえではいる。ちょっと値動きの値幅が狭まっている割に、ロスカットは遠いとは思ったが、23時までは張り付きで見るつもりだったので、ロスカットはこの半値付近の少しうえとなる111.60に置いた。
エンパイア指数は予想よりも悪かった。しかし反応は薄い。私はまたもや拍子抜けしてしまった。ユーロ円は109円台のミドルから下には動かないものだから、109.80近辺まで戻ってきた。米国株もそこそこに堅調だ。住宅指数の発表までは我慢して待つことにした。結果はやはり悪化していて、ようやくまたユーロ円は109円台前半まで下落して若干安値を更新した。
しかしすぐにまた109円台ミドルまで戻ってきた。アホらしくなってきて、私はポジションをクローズした。結局、その後のニューヨーク市場も狭いレンジに留まった。米国株も今年最低の出来高だったようだ。どうりで静かなはずだ~。
本日朝にユーロ円は109円台ちょうど付近まで売られたが、少しずつ戻ってきた。ユーロ円は短期的には110.30と109.05狭いレンジと割り切って、110.25に売り注文だけだしている。欧州市場では110.10近辺まできたが、注文はできていない。
東京市場の午後にはユーロ円をロングで入ることもちょっと考えたが、株価は商いの薄いなかそれなりに値を保っているだけに見えてしまうので、手が止まった次第である。
日本時間 19時00分
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