週明けのアジア市場は様子見ムードが強いなかでスタートした。金曜日のニューヨーク市場では、リスク回避へ動きが一旦は収まった感じになっていたので、方向感が出にくいのだ。さらに昨日は中国市場の株価も反発したため、なかなかリスク回避方向へドル円、クロス円を突っ込み売りするという動きも出てこなかった。ドル円は90円ちょうどをはさんでの狭いレンジにはいってしまっている感じだった。
米中戦略対話もスタートし、人民元の切り上げ観測から円のつれ高という動きになりそうなものだが、ユーロ安によって実質的には人民元高になってしまっていることもあり、なんだか切り上げの話しもすっかりトーンダウンしているようだ。
欧州市場では、イギリスの新政権が財政再建案を打ち出したことを好感して、ポンド買いとなった。とはいっても、ポンドドルで1.4530付近まで50ポイントほど動いただけなので、たいしたことではない。もうあとはニューヨーク市場の株オープンを待って、アメリカの住宅の数字を確認してからしか動きようがないと思った。
スペイン中銀が経営難に陥っている地銀を管理下に置いたというニュースが出てきた。米国株は弱含んでスタートしたが、中古住宅販売は予想よりも良いものだったため、少しは株価も回復。しかしなんだか迫力はなかった。5か月ぶりの高水準は喜ばしいとしても、時限立法が切れる駆け込み需要もあるので、来月の反動のほうが気になってしまうのだろう。ドル円もクロス円もほとんど動きがない。
もう私は手を出さないことにして、そのままワインを飲んで寝てしまった。朝見ても、ニューヨーク市場の終盤にかけてはまた株価は垂れていたが、為替市場は零時前後に見たレートとさほど変わっていなかった。
アメリカでは住宅ローン金利が下がっている。ユーロ不安のせいで米国にかなり資金が入りこんできているが、なかでも安全資産ということで米国債が買われ、10年物の金利が低下している。このために住宅ローンの金利も予想外に下がっている。中国でも欧州の影響を考慮して、引き締めペースを緩めるのではないかという憶測もでていて、ユーロ不安の影響がこれからいろいろ出てくるのだろう。
今晩はアメリカの住宅価格、CB指数などが予定されている。しかしあまり経済指標で一喜一憂するムードにはない。テクニカル的にみればポンド円の4時間足はきれいな下降トレンドを描いている。レジスタンスとなる130.50付近をバックに売りで入ってみようかと思っていた。しかし129円台から微妙にタラタラと下げいくという感じで、なんだかすっかり入り損なってしまった。
ユーロ円も欧州市場に入ってくると、先週の安値109.45も割り込んで安値張り付きの状態となっている。もう一段の下げとなるには何かエネルギーが必要だろう。むしろニューヨークオープンで株価が反発してくるようであれば、クロス円の戻りを狙ってみるのも面白いかもしれない。
日本時間 18時30分
ユーロ円も欧州市場に入ってくると、先週の安値109.45も割り込んで安値張り付きの状態となっている。もう一段の下げとなるには何かエネルギーが必要だろう。むしろニューヨークオープンで株価が反発してくるようであれば、クロス円の戻りを狙ってみるのも面白いかもしれない。
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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