先週末はドル売りで攻めようと思っていたのだが、うまく図にはまった。その前日にユーロドルのショートで手痛くやられてしまったので、今度は反対の方向で攻めるのは気持ち的にはつらいものもあった。ユーロドルは欧州序盤で1.38台割れを回避したあと、下値を切り上げてきていた。しかしアメリカのGDPの発表を前に1.38台ミドルでウロウロしてきた。せっかくならばGDPの発表よりも前にポジションをつくることしたら、1.3850でユーロドルのショートができた。
木曜日に売りこんだのとあまり変わらない水準なのに、よくやるよと自分でも思いつつ、そう都合よく自分のコストに見合って相場が動くとは考えられないが、せめて自分がロスカットした1.3900ちょうどまでは、少なくとも上がっていってほしいものだ(祈)。
アメリカのGDP本体の数字は予想通りだったが、デフレータが高く、力強さを感じられない。他の市場はどうかというと、株高にもなっていないし、米ドル金利が上がっているわけでもなかった。値幅こそ小さかったが、ドル安は着実に進んでいき、ユーロドルは1.39台に乗せてきて、ドル円も今年の最安値をトライする形となった。
私は土曜日の朝早くから用事があったので、早めに就寝。損切り注文を1.38ちょうどから1.3850にあげて、利食いは1.4000で置いて寝た。ニューヨーク時間はダイナミックな値動きこそなかったものの、ドルは全面安の状況となって、ドルの安値引け。いちばん心配されているドル円が、80.40近辺で終了した。80.80くらいで終われば、まだ可愛げもるというものなに、なんとモロに安値引けであった。これでは週明けの波乱が期待されているようだ…。
結局、週をまたぐことになった私のポジションは、注文はそのままにしてアジア時間を迎えた。朝がたにいきなりドル円が上がり出して、介入??とも思えるような動きかたをしたのだが、何のことはない、いつもの過敏な反応だけだったようだ。同時にユーロドルもドル高方向に動いて、1.3900も割り込んでいたようだ。PCの画面を見ていたのだが、あまりにも早すぎてそこまで到達したことすらわからなかった。
アジア時間の終了間際にユーロドルの利食いは完了した。さて次の作戦である。ちょっと朝のバタバタで、短期のドルショートは切れているだろう。よって相場の腰つきは軽くなっているものと思われる。もういちどドル円ででもドルショートに振っていきたいが、どうも80円割れには強力なサイコロジカルも働いているようで、素直に売り込みづらい。
まあ、現実的には79.75ブレークで売りのストップ注文でも置いておくしかないかなぁ。グローベックスで米国株が大幅高をしているので、この動き次第の1日となるのであろう。株が下がれば、緩和期待が遠のいているのだろうということで、ドルの買い戻しとなるかもしれない。しかし米国株が下がらなければ、ドル売り圧力は強いままだろう。中間選挙とFOMCを控えているので、経済イベントは完全に無視されてしまうだろうし。
日本時間19時00分
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