昨日、アメリカの小売売上高の指標の発表前にドル円を売って(@83.20)みた。ロスカットは40ポイント、利食いは80ポイントのつもり。時刻と同時にドル円は82.80近辺まで下落したが、そこで止まってしまった。小売売上は予想よりも良かったのだが、エンパイア指数がかなり悪かったためだ。このステージではここまでだろうと思い、薄利だったがドル円ショートのポジションをクローズした。
それにしてもドルはなんだか強い。アジア時間にグリーンスパン前議長が、健全財政を目指さないと米国債の市場が大変なことになるという旨の発言を、そういえばおこなっていた。ただでさえ金融緩和の効果に対する過度の期待が疑問視され始めていたときだったので、これがドル金利の上昇を確かなものにした感じもする。こうなるとまたドル高が進みやすいと思い、ドルを買うことにした。ただドル円は先ほどショートにしたばかり。ちょっと上値を買っていく気にはなれなかった。(^^;)そこで気分を一新して、ユーロドルを売ることにした。
その後、ユーロドルは欧州市場で1.36台割れ寸前のところまで下がっていったが、アメリカの小売売上高で、また1.36台ミドルに戻してきていた。1.3640でユーロドルを売ったりもしたが、ニューヨーク市場ではドルロングの利食い売りも出てきたので、一方向のドル上昇とはならなかった。ニューヨーク市場のお昼にかけてユーロドルは1.35台に突っ込んできた。なんだかショートカバーもきつい感じだ。見ながらトレードしたほうが良さそうだが、さすがに睡魔には勝てず、1.36台前半で撤退。こちらも薄利!
本日のアジア市場でももういっぺんだけユーロドルの下値攻めはあったが、ランチタイム以降は大きくショートカバーにさらされており、1.36台のミドルまで戻してきた。なかなか相場にはいりにくい状況が続いている。
今晩もアメリカの経済指標はいろいろ細かいものが出る。やはり注目はアメリカの金利、とくに中長期ゾーンの金利動向だろう。果たしてこのまま長期金利は上昇に向かうのかどうか。今夜も長期債市場が崩れてくるようなことになれば、やはりドル買いで向かうしかないだろう。ドル円はなかなか下がらない腰の強い値動きを示しているので、今晩はドル円のロングで張ってみようかと思っている。
日本時間 19時30分
今晩もアメリカの経済指標はいろいろ細かいものが出る。やはり注目はアメリカの金利、とくに中長期ゾーンの金利動向だろう。果たしてこのまま長期金利は上昇に向かうのかどうか。今夜も長期債市場が崩れてくるようなことになれば、やはりドル買いで向かうしかないだろう。ドル円はなかなか下がらない腰の強い値動きを示しているので、今晩はドル円のロングで張ってみようかと思っている。
日本時間 19時30分
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