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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

同じチャートも人により違って見える。
円安トレンド終了と考えるのは早計だ!

2009年04月24日(金)17:23公開 (2009年04月24日(金)17:23更新)
陳満咲杜

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

■同じチャートでも見る人のバイアスにより違って見える

 残念ながら、相場は不確実性によって成り立っている以上、テクニカル・アプローチも完全なツールにはなり得ない。簡単に言えば、同じチャートでも、バイアスが異なる者は異なる結論を出すからだ。

 その好例として、目下のユーロ/米ドルのチャートが挙げられる。ユーロ高のバイアスを持つ方なら、以下のようにチャートから「上昇フラッグ」(※1)というフォーメーションを描き出すだろう。
ユーロ/米ドル 日足
(出所:米国FXCM

 逆に、ユーロ安のバイアスを持つ方であれば、以下のように「下落トライアングル」(※2)を規定するだろう。

(※1、※2 編集部注:「上昇フラッグ」も「下落トライアングル」も保ち合いのパターンの一つ。「フラッグ」は2本の斜めの平行線の間を行ったり来たりするもの。「トライアングル」はチャートが三角形に見えるパターンの一つで、「下落トライアングル」は安値が一定で、高値が切り下がっている形)
ユーロ/米ドル 日足
(出所:米国FXCM

 このように、ファンダメンタルズはもちろんだが、テクニカルでも、完全に主観的な要素を排除した判断と見通しはあり得ない。これこそ相場の不確実性なのである。そう、相場の不確実性は結局読み手の不確実性にある

 では、どうすればよいだろうか。答えは簡単だ、上の例を見る限り、ユーロ高派は「上昇フラッグ」の「フラッグ」の突破を待ってから行動し、ユーロ安派は再度安値が更新され、なおかつ「フラッグ」の下放れとなるのを待ってから行動すべきであろう。

 このような対応こそ、相場の不確実性と自らの限界を知った上での正しい判断である。それ以外の道を筆者は知らないし、あり得ないと思う。

■円安トレンドが終わったと判断するのはまだ早い

 では、ドル/円はどうなるか。

 残念ながら、筆者が前回にて述べた3つの根拠はすべて消滅している。それでも、筆者はドル/円とクロス円(※3)相場における円安トレンドの終えんを判断するのは性急だと思う。自らの考え方を証明するため、新たなチャートを提示することに「ドル上昇トレンドが終えんしたと判断するのは性急だ!」参照)

 明らかに、下に示したチャートは前回とやや異なるチャネルを描き出している。このチャネルの真贋は恐らく次回に判明すると思うが、余計な説明は不要かもしれない。もちろん、これは読者各位が十分理解しているとおり、筆者のバイアスゆえの解釈である。

 バイアスに関しては、昨日フジマキ・ジャパンの藤巻社長による「半年で130円までのドル高」といった予想がロイターに流れていたので、テーマとして一段と面白くなっている。これについては、次回また検証したい。

(※3 編集部注:「クロス円」とは、ドル以外の通貨と円との通貨ペアのこと。ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円などがクロス円)
米ドル/円 日足
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