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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

パリティの攻防戦が続くユーロドル、
米CPIが下抜けスイッチとなるか大注目!

2022年07月13日(水)15:06公開 (2022年07月13日(水)15:06更新)
持田有紀子

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 昨日もユーロドルのパリティ攻めが続いた。アジア時間にも1.0110を割れてきて、緊張感が漂う局面が何度かあった。それでもアジア時間では達することができず、勝負は欧州時間に持ち込まれた。

 すると1.0000はつけたものの、完全にパリティを割り込むことはできなかったようだ。その直後に70ポイントものショートカバーに見舞われ、昼間の高値を簡単に超えてきている。短期的な突っ込みショートはなくなった後は、1.00台のミドルでステイ。大台を変えることはなかった。

 市場では7月後半のFOMCでの利上げ幅が75ベーシスポイントだとして完全に織り込んでいる。ほんのわずかな可能性ながらも、100ベーシスの利上げまで見ている。そのどちらに落ち着くかの分水嶺が今晩出るCPIに大きく依存する。

 前回もCPIの公表値に合わせた形で、利上げ幅を75ベーシスに引き上げたという経緯があるからだ。本来ならば遅効性の高いCPIを見て金融政策を変更するのは愚策なのだが、それだけもっと早期にある程度まで引き上げてしまわないと行けないことの裏返しなのだろう。

 ガソリンの末端価格が6ドルを超えてきて、それが消費者心理を冷やしているのは事実である。今回のCPIが年率で9%を越えてきそうなものならば、100ベーシスの利上げも一段と高まる。FOMCまで残り2週間を切った今の時点で、75ベーシスと100ベーシスの利上げ確率が五分五分のところまで引き上がることであろう。

 そうなると否応なくドル保有の魅力は高まり、ユーロドルは一気にパリティを抜けてくることにつながる。指標が出てからでは遅いので、0.9995でストップ売りの注文を出しておく方が、かえって無難であろう。


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