昨日もドル金利は高止まりし、米国株は続落となった。パウエル議長のスピーチの後は、追加に利上げも現実味を増して来て、容易にリスク資産を購入するのを妨げているようだ。ただそれまでがかなり金融政策に対して楽観姿勢のスタンスを保持いていたものだから、ポジション調整も加わり、米国株の上値はかなり重くなってきている。
後は雇用統計をひかえてドル円を買っておこうと思っていたので、スモールでもいいからどこかで拾いたいと考えていた。しかし前日と同じ展開で、欧州時間ではひたすらズルズルとドル円が下がってくる。そしてニューヨーク序盤では135円台に突っ込んでしまった。なかなか買えずにいたところ寝てしまったが、朝になって見てみても136円台の前半であった。
仲値決めまでに買ってしまおうと思ったが、再びズルズルと落ちてくる展開。ドル円は135円台に突っ込んで、前日の安値をも抜けてきた。何もしないと前夜と同じ事になるので、とにかくスモールだけでも買っておいた。
日銀の決定会合では何の変更もなかった。実に予想通りであるにも関わらず、発表直後のマーケットの変動はかなりチョッピーだった。136円台近くまでは急上昇したのだが、その後は伸びがなくなってきたので、ドルロングは持っていられなくなって利食い売りしてしまった。またどこかで買わないと行けないという再投資リスクに悩まされている。
今晩はその雇用統計だ。先週がなかった分だけ何か間延びしたような感じだ。ADPから類推すると今回の結果も良さそうなのが想像できるが、50万人の増加までだったら驚きは少ないだろう。淡々と次回のFOMCでは50ベーシスの利上げをすることとなり、ドル相場も余り動かないかもしれない。
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