【2023年9月から新コラムがスタート】
FXの書籍7冊が計10万部超えの人気を博す田向宏行さんが、2023年9月から週刊連載コラム「田向宏行式 副業FXのススメ!」を担当することになりました。
田向さんは自身を「相場の素人」と捉えており、相場観を持つことなく、テクニカルで相場を判断しています。
このコラムでも、日々のニュースや相場観に直接かかわることはなく、個人投資家として、会社員などトレードにかける時間がないに役立つ情報をお届けしていきます。
(※編集部注:週刊連載コラム「田向宏行式 副業FXのススメ!」では、田向氏の著書をコラム内で紹介していきます。田向氏の投資理論を詳しく知りたい方はぜひ、参照してみてください)
スティーブ・ジョブズ氏はアップル創業時「専業」でなかった。起業は小さく始めて大きくするのが王道
アップル・コンピュータの創業者スティーブ・ジョブズ氏が、自宅のガレージでアップル・コンピュータを創業したのは有名な話です。
ただ、当時の彼はアップル・コンピュータの仕事だけをしていたわけではありませんでした。
つまり、「専業」ではなかったのです。
ほかの仕事をしながら、ガレージで小さくスタートし、徐々に事業が大きくなってきてから、アップルの事業に専念したとのことです。
これは、投資でも同じことだと思います。
というより、ビジネス起業はまさに投資なので、小さく始めて大きくするのが王道ではないでしょうか。
FXで勝ったときに大きな利益となるシナリオの取引規模は、負けた場合には大きな損に
FXを始めるときも、損をすると思って始める人はいません。
損をしそうだと考える人は、そもそもFXをやりません。取引をする人は、誰もが儲かっている将来の自分を想像しています。
すると、利益が大きくなるように口座に入れる資金も多くなりがちで、自然と取引量も大きくしがちです。
儲かる前提でいますから、利益を大きくしようと思うわけです。
でも、現実の相場では、勝つときもあれば負けることもあります。
そもそも、負けないトレーダーはいません。だから損切りを入れます。
勝ったときに大きな利益となるシナリオの取引規模は、負けた場合には大きな損になります。
手持ちの資金は自分の取引スタイルが確立したときに使うために温存しておき、最初は小さく始めるのがお勧め
自分のトレードスタイルが確立していれば、その損も計算のうちですが、そうでない場合は、少額でスタートして損を小さくした方が安全です。
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⇒金融界の輝くスターは、簡単に真似できないからこそスター。無名でも優秀な投資家は、誰かを真似るのではなく、自分流を作ることで、着実に利益を得ている(9月26日、田向宏行)
手持ちの資金に余裕があったとしても、できるだけ自分の取引スタイルが確立したときに使うために温存しておき、最初は小さく始めるのがお勧めです。
私も最初はこうした考えがなく、見事に口座を飛ばしたことがあります。
ずっと昔のことですが、当時の安易な理想は、大きな損失という形で現実を突きつけられました。
小さく始めて大きくしていくことは、トレーダーがいつも心に留めておくべきことだと思っています。
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