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 CPIは市場の期待通りに下がってはいなかった。原油価格が95ドルまで上がったのが効いているようだ。しかしコア部分も依然として高止まりのまま。とても目標であるプラス2.0％まではほど遠い状況に変わりはない。ゆえに金融当局者もこれで満足だとは当然言えず、金利高止まりを容認せざるを得ない状況だ。

 これを受けて長期金利は再び上昇に向い、米国株も反落した。ドル相場もトップをつけて下がりそうだったのに、こちらも反転・上昇。ユーロドルもドル円も今年のドル高値圏まで戻ってきてしまった。

 私もユーロドルを1.06台でショートにして持っていた。それはここ数日におけるメクリ上げの過程で何度も踏み上げさせられたショートであった。それなのでユーロドルが下がった後でも、とくに儲かったというわけでもなく、それまでマーケットに貯金しておいた物を取り返したという感じだった。

 さてこれからが難しい。ドル円もユーロドルも今年のドル高値という節目を控えている。それに近づくにつれてテクニカル的な抵抗にも出会うだろう。それでもドル高の波は抑えられないだろうと見ている。

 今晩から米企業決算シーズンを告げる大手金融の結果が出始める。今晩はJPモルガン、ウェルスファーゴ、シティグループの大手3社だが、3年ぶりの高水準での不良資産の償却を行うと見られている。米景気のマクロデータでは好調さをキープしていて、雇用も依然として強いままだが、倒産件数も増えている。マーケットがどう反応するだろうか。

日本時間 15時10分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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