昨日も米ドルの金利は上昇した。短期金利も長期金利も上昇した。経済指標で小売売上高が、本体もコア部分もともに予想を上回ったからだ。これだけ高水準の金利下でも、売上は落ち込んでいない証拠となった。
つまり目先のインフレを解決するためには、もっと利上げが必要だと言うことだ。利上げの停止時期を探っている場合ではないのだ。短期金利では利下げ期待も残っていた分だけ、これまで継続してきてスティープな逆イールドはだいぶ解消されてきた。その割にはドル相場の上昇は小さかった。
今だにドル高値圏にステイしているとは言え、昨日はドル相場が下がった。確かにそれだけドルロングのポジションがたまっていたのはうなづける。ここでいうドルロングがたまっているというのは、コストがとても高いロングがいっぱいあるということだ。いまにもポジションをカットしなければならないようなポジション。それがた溜まっているのだ。
ところでトヨタ自動車の生産がまた停止しているようだ。一部の部品が出荷されないために、すべての工程が止まってしまうというもの。このような支障は前回にもあった。下請け会社のシステムがダウンしたので、それが全体に影響を与えたというものある。
いかにもジャスト・イン・システム方式の悪いところが露呈したようである。在庫のない状態というのは組立てを生業にしている事業にとっては理想の姿であるが、在庫がないために生産ラインがすべて止まって操業停止に追い込まれるというのもいかがかと思われる。
そういえば20年前のITバブル崩壊のときも在庫のない世界が来るといってIT社会の到来を期待した。これをニューエコノミーといって歓迎したのだが、IT会社がたくさん破産した状態を見せつけられては、それを考え直すことを強いられた。また最近では中国への過度な依存が経済安保にとって良くないということになり、製造も在庫も増やす動きが活発化している。
日本時間 15時20分
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
◆ザイFX!読者が選んだFX会社、総合ランキング1位はココ! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 | 0.4pips原則固定 | 1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼![]() |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング・トップ10、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)