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 金曜日は海外がイースターのため全面休業。グローベックスも動いていない。為替相場も東京時間で動きが停止してしまって、その後は少しのポジション調整が出たのみ。

 今日はアメリカが連休明けとなるが、欧州の多くはまだイースター休暇中である。したがって本日のニューヨーク時間までは本格的な相場の動きは見られないだろう。いうまでもなく東京時間は動意に欠けることになる。

 ところで日本の国会では本予算が通過した。その中には子供関連予算として支援金の制度も含まれている。支援金というネーミングにたぶらかされて、その実態は何であるかというと、やはり国民負担の増加である。国民負担には税負担と保険負担の２種類の方法がある。

 どうしても「増税」色を回避したい現政権の強い意向をもって、これを保険制度からの徴収増加にしたという側面が強い。近い将来に来る大増税を控えているため、少しでも増税は先延ばしにしておくのに注力しているのだ。

 しかし税と保険ではそもそもの本質が異なる。保険は受益者負担が原則で、加入していない人は医療保険も受けられないし、老齢年金の額も個々人によって異なるものだ。しかし税で徴収するものはあくまでも公益優先。自分が車を使わないからといって道路財源に反対することはできない。そのようにネイチャーが違う税と保険だが、それを支援金の名のもとに付け替えてもいいものかどうか。

 受益者負担を重視するならば、子供保険を創出すべきであった。しかしそれでは子供のいる人にだけ負担が増すと言うことになる。幅広く集めたいという主旨であるならば税の形にするべきであった。「増税めがね」という割れるのを避けたいだけだったとしたら、短絡的だとしか言いようがない。

 円買いへの介入警戒とドル高バイヤスとの綱引きで、ドル円は151円台で止まった状態になっている。介入によって日本株だけが大幅安するのも支持率に影響しそうだし、円安による輸入インフレで国民からの不満が高まってやはり支持率が低下するのも嫌だしという感じとも共通する、聞く力のスタイルだけは貫いているようだ。

日本時間 15時00分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
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