本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計明けの各市場の反応』と『NYダウの動向』、そして『欧州の財政不安』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「加)住宅建設許可」
・「加)Ivey購買部協会指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「週明け要因」
・「ユーロ圏財務相会合(6日・7日開催)」
・「米国の雇用統計発表明けとなる点」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
・「朝鮮半島の情勢緊迫化による地政学的リスク」
・「クリスマスや年末に向けて市場参加者が徐々に少なくなる時期である点」
・「来週の14日(火)にFOMCを控える点」
などの要因に注意。
★★★
「米国の雇用統計発表明け」の、週明け月曜日。
本日は、「注目度の高い米国の経済指標」の発表はない。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
直近の為替相場は、先週末に発表された「米国の雇用統計」が市場予想値よりも非常に悪い結果だった事から、ドルが大きく売られたのが最大の注目点。
それまでは、11月に行われた「FOMC」や「米国の雇用統計」の結果発表後から強まった「ドルの買い戻し」や、「欧州の財政・金融・信用不安」の再燃での「ユーロ売り」及び「リスク回避ヨリの地合い」が主要な流れとなっていた。
今週は、「米国の雇用統計」発表明けでの影響を見極めつつ、来週に「FOMC」を控える点や「年末要因」などにより、相場がどちらに向かうのか見極めたいところ。
クリスマスや年末に向けて徐々に市場参加者が減ってくる頃であり、薄い商いの中でのチョッピーな変動には十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時00分:米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第
・22時30分:加)住宅建設許可
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→本日は、米国の雇用統計発表明けで注目度の高いイベントがないことから、ポジション調整や恣意的な動きが主体か。NYタイム以降の方向性に注視したい
12月6日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼今週相次ぐ、米国債の入札
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼中国の景気動向及び金融政策
▼来週の14日(火)にFOMCを控える点
▼金融当局者や要人による発言
▼朝鮮半島の情勢緊迫化による地政学的リスク
▼クリスマスや年末に向けて市場参加者が徐々に少なくなる時期である点
▼金や原油などの商品市場
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12月6日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・米国の雇用統計発表明け ・ユーロ圏財務相会合(6日・7日開催) |
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09:00 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | ||||||||
09:30 | 豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | +0.6% | |||||||
22:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -3.0% | +15.3% | |||||||
24:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 56.2 | 56.7 | |||||||
- | 米)特になし | - | - | - | |||||||
27:00 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
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ユーロドルがメイン
米・雇用統計発表後に発生したドル売り・ユーロ買いの流れは続くのか。NYタイム以降は流れが加速した方向に追随してみたい
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