先週のマーケットは、北朝鮮による地政学的リスクの増大と、アイルランドやポルトガルといった欧州の信用不安が、大きくクローズアップされた。前者のほうは日本に近いこというともあり、円売り圧力につながった模様である。ドル円は83円台を中心にした値動きから、やがて高値トライへ。ついには84円台を見るにいたっている。
後者の方は欧州通貨を売りを促し、ユーロドルは1.32台まで沈んだ。ポンドドルなども久しぶりの1.55台まで下落し、間接的にドル高の流れを助長している。リスク回避でクロス円も安く、ユーロ円は再び110円割れをうかがう展開になってきた。
金曜日の夕方に、私はユーロドルのショートで参戦。今月にはいってからというもの、なかなかうまくいかなかったユーロドルのショート攻めではあったが、ドル買いの材料とユーロ売りの材料がこれだけ並んでしまうと、たとえどこにいても、やらないわけにはいかない!朝、起きてみると1.29台だったということにでもなれば、やらなかった後悔のほうが自分のなかで大きくなることは目に見ているからだ。
頑張って1.3285で売り込んでみたものの、案外に相場は重くて、簡単に1.3200くらいまでは落ちたものの、その後の突っ込みは足りない。まあ、感謝祭の休日にはさまれて、アメリカの市場の多くが半日営業なのだから、参加者も少なく、動意に欠けるというのも無理はない。ちょっと拍子抜けしたが、ニューヨーク時間のお昼前くらいまでは見ていたが、ロスカットのレベルをそのまま1.33ちょうどにおいて、勝負は週明けに持ち込んだ。
週末にアイルランドの支援の具体案が決定されたことで、今朝のマーケットでは反動のユーロ買いが起こった。ユーロドルは先週末のクロージングよりも50ポイント近くも上がったところでスタートし、私も利食い損ねたかと、すっかり意気消沈しそうになった。あとは野となれ、山となれ状態で、ロスカットも来るなら来い!と覚悟を決めて見ていた。
ところがアジア時間の午前中には、ユーロドルの上値も限定的であることを嫌った投げ売りが出てきて、なんとユーロドルが1.31台に突入。結果良ければすべてよしといおうか、私もよいところで拾い直すことができた!だが、欧州市場の序盤には、ユーロドルは1.33台にまで戻してきた~。
本日はイベントもないので、EU支援の消化具合を確かめるだけになりそうだ。今のところアイルランドの支援はまとまったことを好感する方向で動いているし、ブラックフライデーの出足が好調だったことで楽観的なムードに変わっている。ドル高の腰はなかなか強そうに感じるので、また1.3300にストップ注文をおいて売りこんでみようかと考えている。
日本時間 18時30分
本日はイベントもないので、EU支援の消化具合を確かめるだけになりそうだ。今のところアイルランドの支援はまとまったことを好感する方向で動いているし、ブラックフライデーの出足が好調だったことで楽観的なムードに変わっている。ドル高の腰はなかなか強そうに感じるので、また1.3300にストップ注文をおいて売りこんでみようかと考えている。
日本時間 18時30分
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