後者の方は欧州通貨を売りを促し、ユーロドルは1.32台まで沈んだ。ポンドドルなども久しぶりの1.55台まで下落し、間接的にドル高の流れを助長している。リスク回避でクロス円も安く、ユーロ円は再び110円割れをうかがう展開になってきた。
金曜日の夕方に、私はユーロドルのショートで参戦。今月にはいってからというもの、なかなかうまくいかなかったユーロドルのショート攻めではあったが、ドル買いの材料とユーロ売りの材料がこれだけ並んでしまうと、たとえどこにいても、やらないわけにはいかない!朝、起きてみると1.29台だったということにでもなれば、やらなかった後悔のほうが自分のなかで大きくなることは目に見ているからだ。
頑張って1.3285で売り込んでみたものの、案外に相場は重くて、簡単に1.3200くらいまでは落ちたものの、その後の突っ込みは足りない。まあ、感謝祭の休日にはさまれて、アメリカの市場の多くが半日営業なのだから、参加者も少なく、動意に欠けるというのも無理はない。ちょっと拍子抜けしたが、ニューヨーク時間のお昼前くらいまでは見ていたが、ロスカットのレベルをそのまま1.33ちょうどにおいて、勝負は週明けに持ち込んだ。
週末にアイルランドの支援の具体案が決定されたことで、今朝のマーケットでは反動のユーロ買いが起こった。ユーロドルは先週末のクロージングよりも50ポイント近くも上がったところでスタートし、私も利食い損ねたかと、すっかり意気消沈しそうになった。あとは野となれ、山となれ状態で、ロスカットも来るなら来い!と覚悟を決めて見ていた。
本日はイベントもないので、EU支援の消化具合を確かめるだけになりそうだ。今のところアイルランドの支援はまとまったことを好感する方向で動いているし、ブラックフライデーの出足が好調だったことで楽観的なムードに変わっている。ドル高の腰はなかなか強そうに感じるので、また1.3300にストップ注文をおいて売りこんでみようかと考えている。
日本時間 18時30分
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