本日の為替相場の焦点は、『米・雇用統計明けとなる点』と『欧州不安での影響』、そして『NYダウの動向』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものはない。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)貿易収支」
・「豪)小売売上高」
・「中)貿易収支」
・「ス)小売売上高」
・「加)住宅建設許可」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「週明け要因」
・「東京市場休場(成人の日)」
・「10日のゴトオ日」
・「米国の雇用統計発表明けでの影響や変動」
・「米国の主要企業の決算発表→アルコア、アポロ」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の景気動向や追加金融緩和観測」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、祝日のため東京市場が休場。
更に「米国の雇用統計発表明け」となる。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
直近の相場では、「欧州の財政・金融・信用不安」が燻り続けて再三ユーロ売りが加速している他、「米国の株式市場」が主導する「金融市場のリスク許容度」が相場の方向性に大きな影響力をもっている。
また、年明けからドル買いが優勢の流れとなっていたが、「米国の雇用統計」の弱い内容で発表後はドル売りヨリに傾いた。
今週は、まず第一に、「米国の雇用統計発表明け」となる影響や変動が重要となる。市場参加者が徐々に戻ってくる頃でもあり、2011年の始めでの相場の方向性を上手くつかみたいところ。
その他、今週は、次回のFOMCの叩き台となる「ベージュブック(米地区連銀経済報告)」が公表される他、「英国とユーロ圏の金融政策」も発表される点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)貿易収支
・09時30分:豪)小売売上高
→発表内容での豪ドルへの影響は非常に大きい
・時刻未定:中)貿易収支
→発表によって中国の景気動向及び金融政策への思惑が噴出しやすく、金融市場のリスク許容度に影響を与えやすい
・17時15分:ス)小売売上高
→発表内容での反応は大きめ
・20時30分:欧)トリシェECB総裁の発言
→内容次第。木曜日にECB理事会絡みや欧州不安に関する言及があれば反応しやすい
・22時30分:加)住宅建設許可
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→米雇用統計明け後、世界の市場を一周してのNYタイムでの方向性が重要。上手く見極めて乗りたいところ
1月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けでの影響や変動
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼今週相次ぐ、米国債の入札での影響
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表
▼金や原油などの商品市場
▼17日(月)が米国で祝日のため、今週末に米国が連休入りとなる点
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1月10日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け ・東京市場休場(成人の日) ・10日のゴトオ日 ・米国の雇用統計発表明け ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、アポロ |
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06:45 | NZ)貿易収支 | ○ | -1.50億 | -3.19億 | |||||||
09:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | -1.1% | |||||||
豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | +2.9% | ||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +207.5億 | +228.9億 | |||||||
16:45 | 仏)鉱工業生産 | × | +1.0% | -0.8% | |||||||
仏)製造業生産指数 | × | +0.8% | -0.8% | ||||||||
17:15 | ス)小売売上高 | ○ | +0.9% | +3.5% | |||||||
19:00 | 南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | +29.6% | |||||||
20:30 | 欧)トリシェECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | +0.8% | -6.5% | |||||||
- | 米)特になし | - | - | - | |||||||
26:40 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | - | -2.0% | |||||||
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ユーロドルがメインも、流れが明確に出るようであれば
米雇用統計明け後の変動、特にNYタイム以降の流れが重要。基本追随で、欧州不安でのユーロ売りが継続かどうかも合わせて見極めて乗りたい
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