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ポール・サイ
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

トリシェ総裁はインフレ警戒、
もう一段のユーロ高となるか!?

2011年01月14日(金)18:18公開 (2011年01月14日(金)18:18更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州市場、スペインの入札結果をはさんで、ユーロドルは1.30台後半から1.3170近辺まで上昇して、今週の高値を更新してきた。しかしその後は1.31台ミドルでの小動き。BOE(英中銀)やECB(欧州中銀)の金利会合やアメリカの経済指標など、イベントはいろいろあっても、このまま小動きが続くようなら、私は翌朝まで様子見をするつもりでいた。

 金利会合は事前のコンセンサス通りで、やはりノーインパクト。だがユーロドルはじりじりと下値を切り上げてきて1.32台をタッチしはじめた。こうなってくると年末年始につけたユーロドルの高値付近である1.34台まで上昇してしまうかしれない。なにしろユーロドルにはショートポジションも積み上がってきている。そこで前日と同じように、ユーロドルのロングで参戦しようと考えた。

 基本的にはユーロ圏の問題は根深いと思っているので、ユーロ売りのスタンスではいるが、みなもそう思っているだけに、買い戻される時の強烈さも容易に想像がつく。ちょっとせこくビットを出して買おうとしたら、何度も置き直す羽目になってしまった。しかたなく成行きで買った時には1.3220だった。サクっと行動しないお陰で、20ポイントくらいは悪いコストになってしまった。まったくバカだ~。

 しかしその後もユーロドルの上昇はじりじり続いた。なんと!トリシェ総裁が、インフレに対する警戒を表明。まさかとは思ったが、さすがにインフレに敏感なECB(欧州中銀)だけのことはある。ユーロ圏のほうが、米国よりも先に利上げに動くのではという思惑から、ユーロ買いが出てきた。ユーロドルは1.33ちょうどを前に少し足踏みしていたが、米国株がオープンする頃に、ついに大台を上に変えてきた。

 この後に予定されていたバーナンキ議長までインフレに言及すれば、相場は大反転を見せるに違いない。しかしその可能性はかなり低い。利食いは今年の高値のすこし内側となる1.3420ちょうどにして、ロスカット注文を1.3290に置いて就寝した。朝見るとユーロ高は続いていて、それでもユーロドルでの高値は1.3380近辺までだった。ユーロポンドも100ポイント以上も上昇していた。

 今晩も米企業決算やアメリカのCPI、小売売上高など重要な経済イベントがある。しかし経済イベントへの反応は基本的には薄くなってしまっている。FRB(米連銀)要人の発言などのほうが重要だ。

 ただJPモルガンの決算が日本時間の21時過ぎに出る予定だが、金融関連のイベントだけに、為替市場にとっても乱高下する要因にもなる。注意しておいたほうがよいだろう。

 ともかくドルのもう一段安で臨めるかどうかも、ユーロドルのプライスアクションで考えていくしかなさそうだし、ユーロドルが一段高してくるようなら、少し気分を変えて、ドル円でドル下落を取りにいくことを考えている。


日本時間 18時10分
 

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