3月28日(月)■週明け。『米国の経済指標』と『金融市場のリスク許容度』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『金融市場のリスク許容度』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター」
・「米)中古住宅販売保留」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
注目度の高いものはありません。

経済指標以外では、
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「週明け要因」
・「月末・期末要因」
・「今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ点(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)」
・「ECBの金融政策(4月7日に利上げ観測)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「G7協調介入」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
・「東北地方太平洋沖地震による影響」
などの要因に注意。

★★★

週明け。

米国の経済指標は、中古住宅販売保留がメイン。
その他に、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターも発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は米国の長期金利の変動要因となりやすい。

今週の為替相場も、引き続き、G7協調介入や原発問題の他、リビア情勢、欧州の信用不安、ECB金融政策、米国の長期金利に影響されやすい。

その他、週末に米国の雇用統計が発表される事や来週に利上げが予定されているECB政策金利＆声明発表を控える点、今週に3月月末・期末＆4月月初・期首を挟む点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・21時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分：米)中古住宅販売保留
→2つの時間に2種類の経済指標。中古住宅販売保留がメイン。発表直後の変動を狙いつつ、今週の方向性を見極めたい

・24時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
→来週にECB理事会を控えることもあり注目度が高い。言及次第では大きな変動要因に

・翌6時45分：NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響は大きめ


3月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ECBの金融政策(4月7日に利上げ観測)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼主要経済指標(今週は、米国の雇用統計の発表もあり)
▼米国の長期金利(今週は、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼G7協調介入
▼月末・期末＆月初・期首となる点
▼米国の景気動向及び金融政策
▼中国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼東北地方太平洋沖地震による影響

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3月28日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け ・TPP第6回政府間協議(3月28日～4月2日開催、シンガポール)
21:30		米)個人所得	BB	+0.4%	+1.0%
		↑・個人支出		+0.5%	+0.2%
		↑・PCEデフレーター[前年比]		+1.6%	+1.2%
		↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比]		+0.2%	+0.1%
				+0.9%	+0.8%
23:00		米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比]	AA	±0.0%	-2.8%
				-	-4.4%
23:30		米)ダラス連銀製造業活動指数	C	+17.6	+17.5
24:00		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
25:00		欧)ビーニ・スマギECB理事の発言	△	要人発言
25:40		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
26:00		米)2年債入札(350億ドル)	BB	-	-
28:40		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の発言	B	要人発言
翌 06:30		NZ)イングリッシュNZ財務相の発言	○	要人発言
翌 06:45		NZ)貿易収支	○	-	+0.11億
翌 07:00		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	B	要人発言
		豪)エディRBA補佐官の発言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

見送り

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経済指標発表時の変動狙い。それ以外は、それぞれの市場での流れで臨機応変に

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