本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『金融市場のリスク許容度』、そして『週末&ゴトオ日要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第4四半期GDP【確報値】/個人消費」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
・「独)GFK消費者信頼感調査」
・「独)IFO景況指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「NZ)ボラードRBNZ総裁の発言」
・「週末要因」
・「ゴトオ日要因」
・「EU首脳会談(24日・25日開催)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)」
・「G7による協調介入実施及び介入警戒感」
・「金融市場のリスク許容度」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「東北地方太平洋沖地震での影響」
・「米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)」
などの要因に注意。
★★★
週末&25日のゴトオ日。
米国の経済指標は、第4四半期GDP【確報値】/個人消費とミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
直近の為替相場は、引き続き、G7協調介入の実施及び警戒感や震災・原発問題による影響の他、リビア情勢、欧州の信用不安、ECBの金融政策への思惑、米国の長期金利の動向などに敏感。
本日は、注目度の高い経済指標以外にも、諸々の要因による金融市場のリスク許容度の方向性や、週末&ゴトオ日要因に注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時30分:NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
→前回サプライズ利下げだったこともあり、言及次第では大きな反応になりやすい
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→反応は限定的か
・16時00分:独)GFK消費者信頼感調査
→相場の気分次第
・18時00分:独)IFO景況指数
→注目度及び市場影響度は非常に大きい。内容次第でユーロの大きな流れのキッカケになり得る
・21時30分:米)第4四半期GDP【確報値】/個人消費
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→2つの時間に2種類の経済指標が発表される。どちらも発表での影響力は大。まずは発表直後の変動に注意し、その後はリスク許容度による方向性や週末に向けての流れを上手くつかみたいところ
3月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7による協調介入の実施とその影響
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼主要経済指標
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼東北地方太平洋沖地震での影響
▼ユーロ圏財務相会合やEU首脳会談
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)
▼中国の景気動向及び金融政策
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3月25日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・25日のゴトオ日 ・EU首脳会談(24日・25日開催) |
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07:30 | NZ)ボラードRBNZ総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
08:30 | 米)デュークFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -0.1% | -0.1% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.4% | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.2% | ||||||||||||
08:50 | 日)企業向けサービス価格 | × | -1.2% | -1.1% | ||||||||||
16:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | ○ | +5.8 | +6.0 | ||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.9% | +1.5% | |||||||||||
+11.6% | +11.8% | |||||||||||||
17:30 | ス)SNB四半期金融政策報告 | △ | - | - | ||||||||||
18:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +1.7% | +1.5% | ||||||||||
独)IFO景況指数 | ◎ | 110.5 | 111.2 | |||||||||||
↑・IFO現況指数 | 114.7 | 114.7 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 106.8 | 107.9 | ||||||||||||
米)コチャラコタ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
20:30 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)第4四半期GDP【確報値】 | AA | +3.0% | +2.8% | ||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +4.1% | +4.1% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +0.4% | +0.4% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +0.5% | +0.5% | ||||||||||||
米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
22:15 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 68.0 | 68.2 | ||||||||||
24:15 | 加)フラハティ財務相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
25:15 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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見送り
経済指標発表時の変動狙い。それ以外は、それぞれの市場での流れで臨機応変に
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