5月6日(金)■週末。『ECB政策金利発表＆総裁会見明けでの影響』や『株式及び商品市場の動向』、そして『米国の雇用統計発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ECB政策金利発表＆総裁会見明けでの影響』や『株式及び商品市場の動向』、そして『米国の雇用統計発表』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)生産者物価指数＆【コア】」
・「独)鉱工業生産」
・「加)失業率＆雇用ネット変化」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・豪)RBA四半期金融政策報告
・英)キングBOE総裁の発言
・加)カーニーBOC総裁の発言
・東京市場が連休明けとなる点
・週末要因
・欧州の主要金融機関決算発表→ロイヤルバンク・オブ・スコットランド（RBS）、他
・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→ワシントン・ポスト、他
・ECBの金融政策への思惑(昨日に、ECB政策金利発表＆総裁会見を消化)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融市場のリスク許容度
・為替介入への警戒感
・欧州の財政・金融・信用不安
・米国の金融政策への思惑(先週に、FOMCを消化)
・金融当局者や要人による発言
・中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
などの要因に注意。

★★★

週末金曜日で、東京市場が連休明け。
本日は、「RBA四半期金融政策報告」が行われる。

米国の経済指標は、「雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、先月から相次いでいる米国の主要企業の決算は株式市場の変動要因となりやすい。

先々週、先週と金融市場は大きく変動した。
金融市場のリスク許容度が主な変動要因となった他、全面的なドル売りヨリの地合いが継続した。

先週にFOMC、昨日にECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見を消化し、本日は米国の雇用統計が発表される。
今週に入って、金融市場全体がリスク回避ヨリの流れとなっていることから、為替相場も大きく動いている。また、昨日のトリシェECB総裁の記者会見をキッカケにユーロが大きく売られている点も気になるところ。

本日は、ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見明けでの影響を見極めつつ、金融市場のビッグイベントである米国の雇用統計の発表に最大限の注意を払いたい。
また、ここ最近で金融市場全体が大きく変動していることら、ポジション調整を含めた週末要因などにも気を付けたい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)RBA四半期金融政策報告
→内容次第。金融政策への思惑が噴出すれば大きな動きに

・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→内容でのポンドへの影響はまずまず

・18時30分：英)キングBOE総裁の発言
→言及内容次第

・19時00分：独)鉱工業生産
→相場の気分次第。ユーロ変動のキッカケになりやすいか

・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
→発表内容でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
→本日の注目すべき米国の経済指標はこれのみ。言わずと知れた金融市場のビッグイベント。この結果とその後の動き次第ではこれまでのの傾向は吹き飛びかねない。発表直後の変動とその後の流れを上手くつかみたい

・22時00分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及内容次第


5月2日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ECBの金融政策への思惑(今週にECB政策金利＆トリシェ総裁会見)
▼米国の金融政策への思惑(先週にFOMCを消化)
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心、今週に米・雇用統計の発表あり)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向
▼米国の主要企業の決算
▼金や原油などの商品市場
▼為替介入への警戒感
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
▼英国が連休明けとなる点
▼中国の景気動向及び金融政策
▼欧州の主要金融機関の決算発表

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5月6日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京市場が連休明け ・週末金曜日 ・欧州の主要金融機関決算発表→ロイヤルバンク・オブ・スコットランド（RBS）、他 ・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→ワシントン・ポスト、他
08:50		日)マネタリーベース	×	+14.3%	+16.9%
10:30		豪)RBA四半期金融政策報告	○	-	-
未定		欧)ロイヤルバンク・オブ・スコットランド （RBS）決算発表	△	金融機関決算
14:45		ス)失業率	×	3.3%	3.4%
15:45		仏)財政収支	×	-	-280億
		仏)貿易収支	×	-65億	-65.53億
17:30		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.7%	+0.9%
				+5.1%	+5.4%
		↑・生産者物価指数【コア】		+3.0%	+3.0%
18:30		英)キングBOE総裁の発言	◎	要人発言
19:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+0.5%	+1.6%
				+10.3%	+14.8%
20:00		加)失業率	◎	7.7%	7.7%
		↑・雇用ネット変化		+2.00万人	-0.15万人
20:30		米)イエレンFRB副議長の発言	BB	要人発
21:30		米)雇用統計：非農業部門雇用者数	SS	+18.5万人	+21.6万人
		↑・失業率		8.8%	8.8%
22:00		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
23:00		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
28:00		米)消費者信用残高	C	+50.00億	+76.17億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米・雇用統計発表後の変動とその後の流れで臨機応変に

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