昨日の海外市場では経済イベントが少なかったこともあり、夜になってからは為替相場はあまり動くことはないだろうと思っていた。ここ連日で大きな日足ベースでの陰線を形成してきているユーロドルであったが、さすがに昨日は何もないだろうと思っていた矢先であった。ギリシャが格下げされたのである。私も無警戒だったが、マーケッとも同じだったと見え、ユーロドルは急落に向かった。
ギリシアの格下げ自体は、別に目新しいことでもなんでもない。ただ先週末にギリシャのユーロ離脱で異様に盛り上がった直後でもあり、市場はなにか確信したい材料を欲していたものと思われる。ユーロドルは1.44台のミドルだったものが、1.43台のローまで下落。しばらくはもんだが、米国勢の参入時と重なったこともあり、ユーロ売りの圧力には抗しきれなかった。
値動きだけからすると完全にユーロ売りでトレンドフォローしていかないといけないステージではあったのだが、私自身としてはギリシャの格下げを格別に騒ぎ立てることでもないと見ていたが、ユーロドルのショートポジションは金曜日からキープしたままだった。もともと1.45台でつくったのだが、1.44台前半でも売り増していたので、ポジション量は増えていた。
ユーロ円の売りもつくりたいくらいだったが、あまりあっちこっちと欲張るのも良くないと思い直し、ロスカットだけ一応利食いゾーンとなる1.4360まで下げた。しかしその後もアゲインストにもならずに、なんとも気持ちよく落ちてくれて、ユーロドルは1.4250あたりまでやってきた。めずらしくホクホクとした気持ちでポジションをスクエアに戻した。こういう時に相場を見ていると、つい気が大きくなって余計なことをしてしまうかもしれない。とっとと就寝することにした。
昨日のニューヨーク時間では、むしろユーロの買い戻しのほうが優勢となったようだ。1.42台まで押し込まれたユーロドルは1.43台の後半まで押し戻されていた。この早朝につけた戻りである1.4375あたりを欧州時間でもブレークしてこないようであれば、そこでロスカットを置いてユーロ売りを施したいと思っていたが、抜けている感じもあり、なかなか悩ましい位置につけている。
ユーロ円は115円台の前半で安値張り付きのままだったが、一度116円台前半まで上昇。一応そこで勢いは止まり、115円台後半での動きが続いている。今晩も要人発言と米債の入札くらいしかイベントはないが、ユーロドルよりは、本日はユーロ円のショートのほうが面白いかもしれない。米国株オープン後の様子から、どう参戦するか決めようと思っている。
日本時間 18時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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