5月24日(火)■『欧州の債務不安』と『リスク回避の流れ』、そして『独・IFO景況指数と米・新築住宅販売件数』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務不安』と『リスク回避の流れ』、そして『独・IFO景況指数と米・新築住宅販売件数』にあり。

米国の経済指標は、
・米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・独)IFO景況指数
・欧)鉱工業新規受注
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・スペイン国債入札
・米国の主要企業決算発表
・今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応している)
・金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが燻り続けている)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・大手ヘッジファンドの決算期である点
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
などの要因に注意。

★★★

本日の米国の経済指標の発表は、新築住宅販売件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の長期国債の入札は長期金利の変動要因となりやすい。

先週の金融市場は、それまでに引き続き、欧州の債務不安を主要因にリスク回避の流れが燻って、株式市場や商品市場は調整、ユーロが売られて円やドルが買われた。
週明けの相場ではこれらの流れが加速した形となっている。

本日も、欧州の債務不安での影響や金融市場のリスク許容度による方向性が重要となるだろう。
独)IFO景況指数や米)新築住宅販売件数などの注目度の高い経済指標の発表にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・17時00分：独)IFO景況指数
→欧州の経済指標の中では、注目度も影響度もトップ。週明けから大きく動いているユーロを中心にその動向に注視したい

・18時00分：欧)鉱工業新規受注
→変動のキッカケとして

・23時00分：米)新築住宅販売件数
→発表内容での影響はそれ程ないかもしれないが、相場が動くキッカケとして注視したい。ここ最近動いているロンドンフィキシング(日本時間24時)に向けての流れに注意


5月23日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応している)
▼金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが燻り続けている)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心)
▼金や原油などの商品市場
▼ECBの金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
▼金融当局者や要人による発言
▼大手ヘッジファンドの決算期である点
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼G8サミット開催
▼中東・北アフリカ問題
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の主要企業の決算発表
▼来週に、米国の雇用統計の発表を控える点

GMO外貨「外貨ex」今ならザイFX!限定4000円がもらえるキャンペーン中!

5月24日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・スペイン国債入札 ・オバマ大統領が欧州歴訪(24日～28日) ・米国の主要企業決算発表
09:10		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
15:00		独)第1四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比]	×	+1.5%	+1.5%
				+4.9%	+4.9%
		↑・第1四半期個人消費		+0.5%	+0.2%
		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	B	要人発言
17:00		独)IFO景況指数	◎	113.7	110.4
		↑・IFO現況指数		120.7	116.3
		↑・IFO景気期待指数		107.7	104.7
17:30		英)財政収支	△	-44億	-164億
18:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	○	-1.1%	+1.0%
				+12.9%	+21.5%
19:00		英)CBI流通取引調査	△	+11	+21
20:00		英)フィッシャーMPC委員の発言	△	要人発言
21:25		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
22:50		米)ホーニグ：カンザスシティ連銀総裁の発言	B	要人発言
		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
23:00		米)新築住宅販売件数	A	30.0万件	30.0万件
		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	+9	+10
26:00		米)2年債入札	BB	350億ドル
26:20		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
翌 06:00		NZ)キーNZ首相の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

基本レンジで狙うが、上下に抜ける可能性にも注意

---

ショートヨリ。ユーロ売りの流れの継続・加速時に追随＆戻り売り

---

★☆>>>>>>さらに詳しい内容は『羊飼いのFXブログ』でどうぞ！

「トルコリラ/円」のスワップポイントランキング！
約30のFX口座を調査して比較。お得なキャンペーン情報も掲載中。