5月25日(水)■『欧州の債務不安』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の長期金利』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務不安』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の長期金利』にあり。

米国の経済指標は、
・米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・英)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・日)BOJ議事録公表(4月28日開催分)
・ゴトオ日要因
・OECD世界経済見通し
・米国の主要企業決算発表
・今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応している)
・金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが燻り続けている)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・大手ヘッジファンドの決算期である点
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
などの要因に注意。

★★★

25日のゴトオ日で、BOJ議事録(4月28日開催分)が公表される。

本日の米国の経済指標の発表は、耐久財受注がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の長期国債の入札は長期金利の変動要因となりやすい。

先週の金融市場は、それまでに引き続き、欧州の債務不安を主要因にリスク回避の流れが燻って、株式市場や商品市場は調整、ユーロが売られて円やドルが買われた。
週明けの相場ではこれらの流れが加速し、昨日の相場では反発した後に上下に振れる展開となっている。
また、昨日は米国の長期金利も為替相場の変動要因となった。

本日も、欧州の債務不安での影響や金融市場のリスク許容度による方向性、そして米国の長期金利の動向が重要となるだろう。
更に、米・耐久財受注などの注目度の高い経済指標の発表にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時50分：日)BOJ議事録(4月28日開催分)
→反応は限定的

・17時30分：英)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
→発表内容でのポンドへの影響は大きい

・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
→相場が動くキッカケとして注目


5月23日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応している)
▼金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが燻り続けている)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心)
▼金や原油などの商品市場
▼ECBの金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
▼金融当局者や要人による発言
▼大手ヘッジファンドの決算期である点
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼G8サミット開催
▼中東・北アフリカ問題
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の主要企業の決算発表
▼来週に、米国の雇用統計の発表を控える点

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5月25日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・25日ゴトオ日 ・日仏首脳会談 ・オバマ大統領が欧州歴訪(24日～28日) ・OECD世界経済見通し ・米国の主要企業決算発表
06:00		NZ)キーNZ首相の発言	△	要人発言
08:50		日)BOJ議事録公表(4月28日開催分)	○	-	-
		日)通関ベース貿易収支	×	-7037億	+1965億 (+1894億)
09:00		豪)コンファレンスボード景気先行指数	△	-	+0.6%
		NZ)イングリッシュNZ財務相の発言	○	要人発言
09:30		豪)ウェストパック先行指数	△	-	+0.4%
12:30		日)白川日銀総裁の発言	○	要人発言
15:00		独)GFK消費者信頼感調査	△	+5.6	+5.7
16:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
17:30		英)第1四半期総合事業投資【速報値】 [前期比/前年比]	△	-	±0.0%
				-	+12.2%
		英)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	○	+0.5%	+0.5%
				+1.8%	+1.8%
		↑・個人消費【改定値】		+0.1%	-0.3%
21:30		米)耐久財受注	A	-2.5%	+2.5% (+4.1%)
		↑・耐久財受注【除輸送用機器】		+0.5%	+1.3% (+2.3%)
21:40		英)センタンスMPC委員の発言	△	要人発言
23:00		米)住宅価格指数	C	-0.5%	-1.6%
		↑・第1四半期住宅価格指数		-	-0.8%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	-1.5万
		米)シュタルクECB理事の発言	B	要人発言
26:00		米)5年債入札	BB	350億ドル
26:30		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁 の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

基本ロングヨリで、レンジで

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基本ショートヨリで、下落再開・加速待ち

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