FX口座への入金、主流はクイック入金
FX会社の口座に資金(証拠金)を入金するときに便利なのが、入金手続きが完了すると、入金額が証拠金としてすぐにFX会社の取引口座に反映される「クイック入金」。
「リアルタイム入金」や「即時入金サービス」などと呼んでいるFX会社もありますが、FX会社が提携している金融機関のインターネットバンキング(オンラインバンキング)が利用できる環境にあれば、土日や祝日でも基本的に24時間365日、いつでもFX会社の口座に入金でき、振り込み手数料もFX会社が負担してくれるのでコストがかからない(一部を除く)、非常にありがたいサービスです。
【参考記事】
●FX初心者のための基礎知識入門:FXの入金方法。おすすめはクイック入金 手数料無料、24時間即時反映で超便利
以下の【参考コンテンツ】をご覧になっていただいてもわかるとおり、クイック入金のサービスを提供していないFX会社は極めて少数派。
【参考コンテンツ】
●FX会社おすすめ比較:入出金サービスなどで比べる
また、かつてザイFX!が実施したアンケートでは、8割以上の人がクイック入金を利用しているということも判明しました。
ザイFX!のアンケートは2016年1月に実施したもの。それから3年以上も月日が経過していますから、クイック入金を利用しているユーザーの割合は、当時より多くなっている可能性もありそうです。クイック入金は、もはやFX口座への入金方法として、もっともメジャーな存在であると言っても過言ではないでしょう。
出金も即時に対応してくれるFX会社がある!
一方で、ユーザーがFX会社の取引口座から、自身の金融機関の口座へ資金を引き出す「出金」のサービス概要については、各社、一様ではありません。
基本的には、取引約款や取引説明書などの中で、「原則●営業日以内」といった感じで期限を定めているFXX会社が多数派ですが、実際にはユーザーが取引画面やマイページ上から出金手続きを行うと、手続きした時間帯などによって、手続きが完了した日以降の、金融機関の翌営業日や翌々営業日ぐらいに指定した金融機関の口座に反映されるというのが、主要FX会社の一般的な出金スケジュールのようです。多くの方の認識も、これに沿ったものなのではないかと思います(記者もそうでした)。
そんななか、ユーザーの出金依頼手続きが完了すると、原則として即時に、ユーザーがあらかじめFX会社へ登録してある金融機関の口座へ資金が振り込まれるサービスを提供しているFX会社が、いくつかあります。
ザイFX!が調べた限りだと、ヒロセ通商、JFX、YJFX!が「リアルタイム出金」、楽天証券が「FXらくらく出金」、マネックス証券が「即時出金」という名称で提供しているサービスが、それにあたります。
FX会社 「サービス名」 |
即時出金のサービスが 利用できる時間帯 |
出金手数料 |
ヒロセ通商 「LION FX」 |
平日9時30分~14時30分 (1000円以上、100万円以下) |
無料 |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
平日9時30分~14時30分 (1000円以上、100万円以下) |
無料 |
YJFX! 「外貨ex」 |
平日8時50分~14時30分 (300万円以下) |
無料 |
楽天証券 「楽天FX」 |
0時5分~15時30分 (1000円以上、1000万円以下) ※楽天銀行口座のみ対応 |
無料 |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
平日9時~15時(例外あり) (1000円以上、100万円以下) |
1回につき 324円(税込) |
※日本国内の金融機関の口座に日本円で出金した場合
※平日とは、土日・祝日を除いた金融機関の営業日のこと
※マネックス証券「FX PLUS」の出金は、証券総合取引口座へ資金を振替え後、証券総合取引口座から手続きする必要あり
※各社の公式サイトや取引約款などに掲載された情報をもとにザイFX!が作成
こういったサービスがあるということを知っておくと、いざというときに便利ですよね。
ということで、今回は、上記5社のリアルタイム的な出金サービスに加え、それ以外の主要FX会社における一般的な店頭FX取引口座から、日本円を出金するときの各社の対応状況についてもご紹介したいと思います。
なお、本記事では一定の条件下で最短となる各社の出金対応日をご紹介しています。出金が完了して金融機関の口座へ反映されるまでには、ご紹介する最短スケジュール以上に時間を要する可能性があることは、あらかじめ、ご承知置きください。
通常出金でも当日中に処理してくれる!
まず、ヒロセ通商と、ヒロセ通商の100%子会社で親子関係にあるJFXでは、出金サービスの概要がまったく同じ。以下は、ヒロセ通商の公式サイトに掲載されている画像を使っていますが、両社ともに入出金のメニューから「リアルタイム出金」を選択して出金手続きを行えば、平日9時30分~14時30分の時間帯なら即時に出金処理が行われ、指定してある振込先金融機関の口座に出金が反映されます。
14時30分以降に行った出金依頼については、金融機関の翌営業日9時30分以降に処理が行われます。
(出所:ヒロセ通商)
リアルタイム出金で依頼できる出金金額は、1000円以上100万円以下。それ以外の金額は、リアルタイム出金として手続きを行っても、自動的に通常出金扱いとなります。
ただし、「通常出金」を選択した出金手続きでも、平日0時~12時までの依頼であれば、原則としてその日の15時まで、つまり当日中の出金が可能。12時以降の依頼については、金融機関の翌営業日午前中に出金が完了します(原則、1億円まで)。
(出所:ヒロセ通商)
出金依頼はリアルタイム・通常のいずれかで、1日1回のみ可能。土・日・月曜日はあわせて1回扱いになるという制限はあるものの、ヒロセ通商とJFXは、主要FX会社の中でも、かなり迅速に出金依頼に対応してくれるFX会社だと言えます。リアルタイム・通常出金ともに、営業日終了後のメンテナンス時間中を除き、ほぼ24時間、出金手続きが可能です。
時間帯や依頼金額によって自動で選別してくれる
出金金額が300万円以内で、平日8時50分~14時30分の時間帯の依頼なら、即時に出金処理をしてくれるのがYJFX!です。
(出所:YJFX!)
それ以外の平日0時~8時50分の間に行った出金依頼は当日の8時50分以降、14時30分~24時の時間帯の出金依頼は金融機関の翌営業日8時50分以降に、順次、出金処理が行われます。リアルタイム出金が利用できるのは、出金依頼金額が300万円以内で、依頼できるのは1日1回までとなっています。
YJFX!の場合、ユーザー側がリアルタイム出金と通常出金のどちらかを指定して手続きを行う必要はありません。300万円以内の出金依頼ならリアルタイム出金、それ以上の金額なら通常出金へと、YJFX!が自動的に出金方法を選定してくれます。
通常出金扱いとなる300万円超(上限2億円)の出金依頼は、24時までに手続きが完了した分は、原則として金融機関の翌々営業日午前中より順次、反映されます。
(出所:YJFX!)
記者が調べた限りでは、メンテナンスなどで出金受付が中断される時間帯はなく、24時間、いつでも出金依頼が可能で、最低出金可能金額に関する記載も見当たりませんでした。
グループ企業同士の連携ならではのサービス
ネット証券大手、楽天証券の「FXらくらく出金」では、平日の0時5分~15時30分までの受付可能時間中に完了した、1000円以上1000万円以内の出金依頼であれば、リアルタイムで出金を行ってくれます。毎営業日20時を基準として、1営業日あたり5回までと、1日に利用できる回数が多いのも特徴です。
(出所:楽天証券)
ネット証券が提供する店頭FXサービスでは通常、直接、FX口座から出金はできず、証券口座に資金をいったん振替えて、証券口座から出金する手続きを踏まなければいけないケースが多いのですが、楽天証券では「楽天FX」の取引ツールからそのまま出金依頼の手続きができるので、とても便利だと思います。
(出所:楽天証券)
ただし、「FXらくらく出金」が利用できるのは、同じ楽天グループ傘下である楽天銀行の普通預金口座への出金に限られていて、さらに楽天証券の口座と楽天銀行の普通預金口座を連携させる「マネーブリッジ」というサービスに登録している必要があります。
楽天証券の証券口座にも、「らくらく出金」という同じようなサービスがあり、こちらもマネーブリッジへの事前登録が済んでいれば、楽天銀行の普通預金口座へリアルタイム出金が可能。しかも、証券口座のリアルタイム出金が可能な時間帯は0時5分から23時55分と、受付を停止している時間帯はそれなりにあるものの、「FXらくらく出金」よりも長い時間、対応しています。
だったら、 「楽天FX」から証券口座へ資金を振替えて、証券口座から「らくらく出金」を利用すれば、15時30分以降でもリアルタイムの出金ができるのではないかと思ったのですが、15時30分以降に証券口座へ振替えた資金は、その日のうちには証券口座の「当日出金余力」に反映されないため、できないしくみとなっているようです。
時間が限定されているのは金融機関の都合!?
ここまで、5社中4社のサービス概要を見てきましたが(マネックス証券は後述します)、各社ともに24時間365日、いつでも即時に出金に対応してくれるサービスというわけではなく、限定された時間帯の範囲内で提供しているサービスということが、おわかりいただけたと思います。
FX会社 「サービス名」 |
即時出金のサービスが 利用できる時間帯 |
出金手数料 |
ヒロセ通商 「LION FX」 |
平日9時30分~14時30分 (1000円以上、100万円以下) |
無料 |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
平日9時30分~14時30分 (1000円以上、100万円以下) |
無料 |
YJFX! 「外貨ex」 |
平日8時50分~14時30分 (300万円以下) |
無料 |
楽天証券 「楽天FX」 |
0時5分~15時30分 (1000円以上、1000万円以下) ※楽天銀行口座のみ対応 |
無料 |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
平日9時~15時(例外あり) (1000円以上、100万円以下) |
1回につき 324円(税込) |
※日本国内の金融機関の口座に日本円で出金した場合
※平日とは、土日・祝日を除いた金融機関の営業日のこと
※マネックス証券「FX PLUS」の出金は、証券総合取引口座へ資金を振替え後、証券総合取引口座から手続きする必要あり
※各社の公式サイトや取引約款などに掲載された情報をもとにザイFX!が作成
ただし、これはFX会社がサービスの提供時間帯を意図的に制限しているというより、FX会社から振込みの依頼を受けた金融機関が、通常の営業時間中に顧客の口座に反映させる処理を行うことが原因ではないかと考えられます。
また、日本が祝日の日は、FX会社は為替市場が開いているので営業日として業務を行っていますが、金融機関は休業日なので、FX会社の営業日と金融機関の営業日は必ずしも同じにはなりません。
そのため、たとえリアルタイムや当日中の出金に対応しているFX会社であっても、ユーザーが祝日に行った出金依頼が金融機関で処理されるのは、翌日以降の平日になるため、祝日の日の当日出金はできないということなのだろうと思います。
加えて、メンテナンス時間を除いた時間帯なら、土日にも出金依頼を行えるFX会社はありますが、手続き自体はできても、FX会社がユーザーの出金依頼を処理するのは、FX会社の営業が再開する月曜日以降ということになります。
土日や夜間も即時出金してくれるところがあった!
このような事情が考えられるなか、リアルタイムの出金サービスを提供しているFX会社として最後にご紹介するのが、ネット証券大手の一角を占めるマネックス証券です。
マネックス証券は、平日9時~15時の時間帯であれば、すべての金融機関を対象に即時出金サービスの利用が可能で、先にご紹介した4社と対応している時間帯もそれほど変わりません。1回の出金可能金額は、1000円から100万円まで。1日に3回まで利用でき、1日の最大出金可能金額は200万円となります。
なお、マネックス証券には、これぞ「リアルタイム」と言えそうなサービスがあります。メガバンクや大手都市銀行、大手ネット銀行などの一部金融機関の口座への出金であれば、平日9時~15時の時間帯に限らず、夜間や土日でも即時出金に対応してくれるのです。
※マネックス証券「FX PLUS」の出金は、証券総合取引口座へ資金を振替え後、証券総合取引口座から手続きする必要あり
(出所:マネックス証券)
対応可能な金融機関は、以下のとおり。これらの金融機関の口座を出金先に登録しておけば、原則、祝日や三が日、メンテナンス時間などを除き、土日や夜間でもリアルタイムの出金が可能なのです。
※マネックス証券「FX PLUS」の出金は、証券総合取引口座へ資金を振替え後、証券総合取引口座から手続きする必要
※マネックス証券の公式サイトに掲載されている情報をもとにザイFX!が作成
ただ、マネックス証券の即時出金サービスは、1回の依頼につき324円(税込み)の出金手数料がかかりますので、どうしてもすぐに資金が必要だったり、別のFX会社の口座へ急遽、資金を振替えたいなどといった緊急時以外は、コストのかからない通常出金を選択することになりそうです。その場合は、20時28分までの出金手続き(コールセンターへの依頼は15時まで)であれば、金融機関の翌営業日に反映されます。
とはいえ、どうしてもすぐに出金が必要な、急な用入りなどがあったときには、非常にありがたいサービスです。マネックス証券に口座があって、対応する金融機関の口座を保有している方は、覚えておいて損はないと思います。
また、マネックス証券のキャッシュカードと、セゾンのクレジットカードが一体になったマネックスセゾンカードを持っていれば、一部のATMからマネックス証券の口座にある資金を引き出すことができるサービスもあります。1日あたりの出金限度額は100万円までとなっていますが、一部のATMでは出金手数料も無料(※)なので、興味のある方は、合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
(※時間帯によってはATMの時間外手数料が別途、発生します)
なお、マネックス証券の店頭FX口座、「FX PLUS」からは直接、出金手続きを行うことはでません。証券総合取引口座へいったん資金を振替えて、証券総合取引口座から出金の依頼を行う必要がありますので、その点はくれぐれもご注意ください。
リアルタイムじゃないけれど当日出金可能なFX会社も
それ以外の主要FX会社の中にも、「即時」とはいきませんが、依頼するタイミングや出金金額によっては、依頼した「当日」、あらかじめ指定している金融機関の口座へ出金してくれるところがあります。
FX会社 「サービス名」 |
当日中の出金が 可能となる条件 |
出金手数料 |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
平日0時~午前中 (200万円以下) |
無料 |
トレイダーズ証券 |
平日0時~11時 (2000円以上) |
無料 |
ゴールデンウェイ・ ジャパン |
平日0時~9時 (1000円以上200万円未満) |
無料 |
※日本国内の金融機関の口座に日本円で出金した場合
※平日とは、土日・祝日を除いた金融機関の営業日のこと
※トレイダーズ証券は「みんなのFX」と「LIGHT FX」で同じ。どちらの口座も入出金口座へ資金を振替える必要あり
※ゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)は「FXTF MT4・1000通貨コース」と「FXTF MT4・1万通貨コース」/a>で同じ
※各社の公式サイトや取引約款などに掲載された情報をもとにザイFX!が作成
外為どっとコムは、出金金額が200万円以下で、平日の午前中までに完了した出金依頼に関しては、その日のうちに出金手続きを行ってくれます。出金金額が200万円以下でも、平日の午後以降や土日祝日の依頼は、金融機関の翌営業日に出金が反映されます。
(出所:外為どっとコム)
トレイダーズ証券 「みんなのFX」と、同社の別ブランド「LIGHT FX」では、平日の0時~11時までの時間帯に出金予約が完了すれば、原則として当日中に出金が反映されます。
(出所:トレイダーズ証券「みんなのFX」)
どちらも取引口座からは直接、出金手続きはできませんので、マイページにログインし、「振替」画面で入出金口座へ資金を振替えてから手続きを行う必要があります。
ゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)も、タイムリミットは午前9時までと少し早いですが、出金金額が200万円未満の出金依頼なら、当日出金が可能です。
(出所:ゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル))
カレンダー的には当日出金可能なFX会社はここ!
また、その日の営業日が終わるNYクローズまでに出金依頼が完了すると、翌営業日(平日に限る)に出金してくれるのが、SBI FXトレード、セントラル短資FX、インヴァスト証券です。
FX会社 「サービス名」 |
当日出金のタイムリミット (各社のNYクローズ時刻) |
出金手数料 |
SBI FXトレード |
平日火曜~金曜の6時30分 (米サマータイム中は5時30分) |
無料 |
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 |
平日火曜~金曜の6時55分 (米サマータイム中は5時55分) |
無料 |
インヴァスト証券 「シストレ24」 |
平日火曜~金曜の7時 (米サマータイム中は6時) |
無料 |
※日本国内の金融機関の口座に日本円で出金した場合
※平日とは、土日・祝日を除いた金融機関の営業日のこと
※インヴァスト証券 「トライオートFX」における当日出金のタイムリミットは平日火曜~金曜の6時40分(米サマータイム中は5時40分)
※各社の公式サイトや取引約款などに掲載された情報をもとにザイFX!が作成
時間は各社によって多少異なりますが、日本時間7時かそれより少し前、米サマータイム中は6時かそれより少し前の、メンテナンス時間に入る前までに完了した出金手続きは、3社とも翌営業日中(平日に限る)の出金扱いになります。
つまり、タイムリミットが早朝ということにはなりますが、0時~NYクローズまでの間に出金手続きを行えば、カレンダー上では事実上、手続きをしたその日に出金が行われると言えます。逆に、翌営業日になってしまえば、その営業日中なら午前中だろうと夜だろうと、出金依頼をいつするかに関係なく、出金処理が行われるのは翌営業日になるということです。
それ以外の主要FX会社を総まとめ
最後に、これまでにご紹介したFX会社以外の、取引ルール上、もっとも最短で出金が完了する日と、その条件を掲載した一覧が以下になります。
FX会社 「サービス名」 |
最短の出金可能日 (カッコ内は最低出金可能額) |
出金手数料 |
アイネット証券 |
平日17時までの依頼は 金融機関翌営業日 (5000円以上) |
無料 |
外為オンライン 「外為オンラインFX」 |
平日17時までの依頼は 金融機関翌営業日 (5000円以上) |
無料 |
FXブロードネット |
平日17時までの依頼は 金融機関翌営業日 (5000円以上) |
無料 |
岡三オンライン証券 「岡三アクティブFX」 |
平日15時30分までの依頼は 金融機関翌営業日 (1000円以上) |
無料 |
ひまわり証券 |
平日15時20分までの依頼は 金融機関翌営業日 (5000円以上) |
無料 |
GMOクリック証券 「FXネオ」 |
平日15時までの依頼は 金融機関翌営業日 (1万円以上) |
無料 |
DMM.com証券 「DMM FX」 |
平日15時までの依頼は 金融機関翌営業日 (2000円以上) |
無料 |
外為ジャパンFX |
平日15時までの依頼は 金融機関翌営業日 (2000円以上) |
無料 |
FXプライム byGMO 「選べる外貨」 |
平日14時59分までの依頼は 金融機関翌営業日 |
無料 |
IG証券 | 平日14時30分までの依頼は 金融機関翌営業日 |
無料 (例外あり) |
マネーパートナーズ | 平日12時59分までの依頼は 金融機関翌営業日午前中 |
1カ月5回 まで無料 |
サクソバンク証券 | 平日9時30分までの依頼は 金融機関翌営業日 |
1カ月3回 まで無料 |
マネースクエア 「M2JFX」 |
NYクローズまでの依頼は 金融機関翌々営業日 |
無料 |
※日本国内の金融機関の口座に日本円で出金した場合
※平日とは、土日・祝日を除いた金融機関の営業日のこと
※全額出金の場合は、各社ともに最低出金可能額未満の金額も出金可能
※公式サイトや取引説明書に最低出金可能額の記載がないFX会社でも、全額出金以外の出金に最低出金可能額を設定している可能性あり
※アイネット証券は「ループイフダン」と「アイネットFX」で同じ。「ループイフダン」からの出金は、「アイネットFX」へ資金を振替え、「アイネットFX」から行う必要あり
※FXブロードネットは「ブロードライトコース」と「ブロードコース」で同じ
※岡三オンライン証券「岡三アクティブFX」の出金は、証券総合取引口座へ資金を振替え後、日本株取引画面で手続きする必要あり
※ひまわり証券は「ループ・イフダン口座」と「レギュラー口座」で同じ。「ループ・イフダン口座」からの出金は、「レギュラー口座」へ資金を振替え、「レギュラー口座」から行う必要あり
※IG証券は「標準」と「大口」で同じ。5000円未満の出金には324円(税込み)の出金手数料がかかる
※サクソバンク証券は「スタンダードコース」と「アクティブトレーダーコース」で同じ。出金手数料は1カ月3回まで無料。4回以降は出金手数料がかかる
※マネーパートナーズは「パートナーズFX nano」と「パートナーズFX」で同じ。出金手数料は1カ月5回まで無料。6回目以降は1回につき432円(税込み)がかかる
※各社の公式サイトや取引約款などに掲載された情報をもとにザイFX!が作成
基本的には、おおむね出金手続きが完了した日の翌日、遅いところでも翌々日の金融機関の営業日には、出金依頼が反映されるということがわかります。
ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、即時に出金が可能なFX会社も含め、出金可能範囲外の金額や手続きを行う時間帯によっては、出金処理が行われる日数が、ご紹介したスケジュールよりも延びるケースが多くなります。
ポジションを決済したその日に出金手続きを行った場合、決済によって生じた差損益分の金額に関しては、最終的な損益が確定する決済日以降に出金処理が行われるため、通常、2~3営業日の日数を要するFX会社もいくつかあります。
また、指定した金融機関の混雑状況や出金金額によっては、思った以上に出金までに時間がかかってしまうことも考えられますから、繰り返しになりますが、ご紹介した内容は、あくまで一定の条件下における最短のスケジュールということになります。詳しいことは、各社の公式サイトや取引約款などで、必ず確認するようにしてください。
どのFX口座で手続きする場合も、常に余裕を持って出金依頼ができるようにしておいた方が良さそうですね。
(ザイFX!編集部・堀之内智)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)