6月7日(火)■RBA政策金利発表日。『リスク回避の流れの継続・加速』と『欧州の債務不安での動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『リスク回避の流れの継続・加速』と『欧州の債務不安での動向』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・ス)消費者物価指数
・欧)小売売上高
・独)製造業受注
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・豪)RBA政策金利＆声明発表
・米)バーナンキFRB議長の発言
・今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャの債務不安が燻り続けている)
・金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが優勢に)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑(6月9日に、ECB理事会結果発表＆総裁会見)
・米国の金融政策への思惑(6月8日に、ベージュブック公表)
・金融当局者や要人による発言
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
などの要因に注意。

★★★

RBA政策金利＆声明の発表日。

本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の変動要因。

直近の金融市場は、欧州の債務不安が燻り続け、リスク許容度による流れが相場の方向性を先導している。
先週末には、米国の雇用統計の内容が悪かった影響でドル売りに傾き、ギリシャの債務不安は緩和ヨリの流れとなりユーロが大きく買い戻された。
週明けの昨日の相場では、リスク回避の動向もギリシャの債務不安も燻り続けている。

本日は、欧州の債務不安での影響と金融市場のリスク許容度による方向性に注意しながら、今週の為替相場の流れを見極めたい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→今後の金融政策への思惑が高まれば大きな反応に

・16時15分：ス)消費者物価指数
・18時00分：欧)小売売上高
・19時00分：独)製造業受注
→どれも為替への反応はまずまず。欧)小売売上高は時間的にもユーロが動く出すキッカケにされやすいかも

・28時45分：米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第

※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→金融市場のリスク許容度とギリシャの債務不安での動向次第


6月6日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャの債務不安が燻り続けている)
▼金融市場のリスク許容度(ここ数週間、リスク回避の流れが優勢に)
▼ECB政策金利＆声明発表後のトリシェECB総裁の記者会見での発言
▼NZ、豪、英、欧と金融政策の結果発表が相次ぐ点
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心)
▼ECBの金融政策への思惑(6月9日に、ECB理事会結果発表＆総裁会見)
▼米国の金融政策への思惑(6月8日に、ベージュブック公表)
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼金や原油などの商品市場
▼中国の景気動向及び金融政策
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)

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6月7日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米独首脳会談
05:00		加)フラハティ財務相の発言	△	要人発言
06:30		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
13:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	4.75% 据え置き	4.75% 据え置き
14:00		日)景気動向指数【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	96.5	100.1
				103.7	103.5
16:15		ス)消費者物価指数 [前月比/前年比]	○	-0.1%	+0.1%
				+0.3%	+0.3%
18:00		欧)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+0.3%	-1.0% (-0.9%)
				±0.0%	-1.7%
19:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	○	+2.0%	-4.0%
				+9.1%	+9.7%
22:00		欧)バローゾ欧州委員長の発言	△	要人発言
23:00		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	42.0	42.8
25:00		加)フラハティ財務相の発言	△	要人発言
25:30		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
26:00		米)3年債入札	BB	320億ドル
28:00		米)消費者信用残高	C	+50.00億	+60.16億
28:45		米)バーナンキFRB議長の発言	AA	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

引き続き、80円の攻防で

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ドル売り・ユーロ買いでの上昇再開で追随

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