本日の為替相場の焦点は、『米国が連休明けとなる影響』と『ギリシャの財政不安での方向性』、そして『リスク選好の流れの継続』にあり。
米国の経済指標は、
・米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・豪)貿易収支
・英)サービス業PMI
・欧)小売売上高
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・豪)RBA政策金利&声明発表
・ゴトオ日要因
・米国が連休明けとなる点
・週末に、米国の雇用統計発表を控える点
・欧州の財政・金融・信用不安(ギリシャの財政不安が中心)
・金融市場のリスク許容度(長い間リスク回避ヨリだったが先週後半からリスク選好ヨリに)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑(7日にECB政策金利&声明発表&ECB総裁会見)
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
などの要因に注意。
★★★
米国が連休明けで実質的な週明け。
米国の経済指標は、製造業受注指数ぐらい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、ギリシャの財政不安と金融市場のリスク許容度などを主要因にドルやユーロが大きく上下してきた。
先週後半には、ギリシャの財政不安が緩和したことでユーロの買い戻しが優勢となり、株式市場の反転で金融市場全体がリスク選好ヨリの流れとなった。
米国が連休明けで実質的な週明けの本日は、引き続きギリシャの財政不安での動向に注意しながら、リスク選好ヨリの流れの継続やドルの方向性に注目したい。
また、7日にECB金融政策結果発表、8日に米国の雇用統計を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)貿易収支
→発表での豪ドルへの影響はまずまず
・13時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→金融政策への思惑が噴出すれば大きな反応につながりやすい。変動のキッカケになりやすい
・17時28分:英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響は大きめ
・18時00分:欧)小売売上高
→内容と、相場の気分次第で大きな反応にも。ユーロの変動のキッカケになりやすい
・23時00分:米)製造業受注指数
→注目度・影響度はそれ程大きくないが、米国市場が連休明けでどうなるか
7月4日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼4日が米国で祝日休場となる点(独立記念日)
▼7月2日・3日に行われたユーロ財務相会合(ギリシャ救済に関して)の影響
▼欧州の財政・金融・信用不安(ギリシャの財政不安が中心)
▼ECBの金融政策への思惑(7日にECB政策金利&声明発表&ECB総裁会見)
▼金融市場のリスク許容度(長い間リスク回避ヨリだったが先週後半からリスク選好ヨリに)
▼主要国の株式市場の動向(米国中心)
▼主要経済指標の発表(米国中心で、今週は特に米国の雇用統計を控える)
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策への思惑
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼金や原油などの商品市場
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7月5日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・5日ゴトオ日 ・米国が連休明けとなる |
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07:00 | NZ)第2四半期NZIER企業景況感 | △ | - | -27 | ||||||||||
10:30 | 豪)貿易収支 | ○ | +19.00億 | +15.97億 | ||||||||||
13:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 4.75% 据え置き |
4.75% 据え置き |
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16:53 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 58.3 | 58.3 | ||||||||||
16:58 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 54.2 | 54.2 | ||||||||||
17:28 | 英)サービス業PMI | ◎ | 53.5 | 53.8 | ||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | -1.0% | +0.9% | ||||||||||
-0.6% | +1.1% | |||||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | B | +1.0% | -1.2% | ||||||||||
26:00 | 独)ショイブレ独財務相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | NZ)キーNZ首相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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