先週は本当に株式市場や債券相場はとても激しく動いた。しかしその割には、為替相場はレンジをはみ出さなかった。ドル円は76円台が中心であり、上がっても77円台では大量に売り浴びせられる。かといって、介入をずっとチラつかせていることもあり、参加者が積極的に下値で突っ込んでいくのも恐怖感もあるようで、歴史的な安値である76.25をブレークしてこない。
とりあえず、管首相が辞任することがほぼ明らかになったことで、民主党は代表選のほうに意識が集まってきている。立候補を表明している野田財務大臣の円高けん制は発言にも、あまり身が入っているようには見えないのだが、ドル円はちょっと遅い夏枯れになってしまったのだろうか。
一方でユーロドルのほうも、1.40台から1.44台のコアレンジから抜け出せない。ユーロが先行して利上げしているので、金利差的にはユーロ買いの材料なのだが、欧州の信用不安はおさまっておらず、忘れたころに次々と悪いニュースが飛び出てくる。それがまたユーロが上がりかけたタイミングで出てくるので、結果としてレンジ相場を形成している。
先週の金曜日も欧州時間に向けては同じ見慣れた為替レートであった。ドル円は76円台の中盤にいたが、とてもここから50ポイントも下がって新記録の領域に入りそうには思えない。こうなるとテクニカルに臨むしかないわけで、やはり同じことをするしかない。
ドル円を76.50以下でなんとか買い付けて、損切りは76.15あたりで逃げる、もしくは倍返しのショート転をするしかない。しかし昨日は株やコモディティも総じておとなしかったので、為替相場も静かなものなるのだろうと思っていたので、あんまり真剣に相場につきあう気はしなかった。
とりあえず拾いの注文とストップ注文だけを置いておいた。激しい週だったので早く寝てしまった。ニューヨーククローズ前に目が覚めて相場を調べたが、やはりあんまり動いていなかった。注文も何もできていなかった。
週明けの今日のアジア時間から欧州時間にいたっても、なおも狭いレンジ内での動きに終始している。何かきっかけが欲しいところである。今晩はエンパイアの景況指数などが出るが、米国株のほうが戻り歩調になっていて、マーケットに安心感が漂っていることから、あまり緊張感があるという感じでもなくなっている。
したがって、ダイナミックな値動きは期待しづらいかもしれない。ドル円もユーロドルもレンジブレークしない限りは新しい展望は望めそうもない。とりあえずはレンジ相場の逆張りで攻めていくしかなさそうだ。まあ、こういう相場だと、なにかと休暇返上モードになっている各国首脳にとっては嬉しいのだろうが・・・(^^;)。
日本時間 19時30分
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