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ポール・サイ
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FX情報局

外為どっとコムの「外為注文情報」を使って
ストップを狙う動きに乗るヒミツの方法

2011年09月03日(土)10:06公開 (2011年09月03日(土)10:06更新)
FX情報局

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 今回はテクニカルアナリストのバカラ村が、デイトレードするときに役に立つツールの紹介だけでなく、使い方についても書いてみたいと思います。

 取り上げるのは外為どっとコム「外為注文情報」です。

【作成日時:2011年8月31日→最終確認・更新日:2011年9月2日】

>>>外為どっとコム[外貨ネクストネオ]のスペック詳細はザイFX!の比較コンテンツでご覧ください

 「外為注文情報」を見ると、FXにはストップを狙う動きが多く、FXはゼロサムゲームだと言える動きが多々あることがよくわかります。

 「外為注文情報」はFX業界最大手・外為どっとコム顧客の注文状況がわかるツールです。

 どのレベルに買いオーダーが多いのか、売りオーダーが多いのかがわかります。

 為替市場全体の大きさから考えると、外為どっとコムの注文数は少ないと言えますが、為替市場のオーダー状況の縮図として考えられるのではないかと思います。

実際に「外為注文情報」の内容に沿って相場が動くことが多いので、信頼性があるツールだと考えています。

これが「外為注文情報」だ!

 まず、「外為注文情報」の見方を説明します。下の図で、ピンク色のついた中央の価格(76円30銭)が現在の価格になります。

 現在の価格より左上の水色の四角が「売りの指値注文」になります。この四角が多いほど、売りの指値のオーダーが多いことになります。

 左下にある水色で白抜きの四角は「売りの逆指値(ストップ)注文」のオーダーです。

 そして、右下のオレンジの四角は「買いの指値注文」になります。

 右上のオレンジで白抜きの四角は「買いの逆指値(ストップ)注文」になります。

 注文には基本的に成行と指値と逆指値注文がありますが、「外為注文情報」では指値と逆指値が表示されています。

 ちなみに逆指値には新規の逆指値と手仕舞いの逆指値がありますが、通常は手仕舞いの逆指値の方が多いと思います。

 新規で注文するときというのは、投資家は「ちょっとでも安く買いたい、ちょっとでも高く売りたい」と考えるものなので、新規注文の場合は現在価格よりも安く買える(もしくは高く売れる)指値注文が多いのではないかと思います。

 とすれば、新規の逆指値注文は少ないと言えるので、ここで表示されている逆指値は手仕舞いの逆指値が多いのではないかと思います。

 手仕舞いの逆指値には、利食いの逆指値と損切りの逆指値が考えられますが、利食いの逆指値(トレイリングストップなど)は少なく、大概が損失確定のオーダーだと思われます。

 あとで書きますが、為替相場は損切りを狙う動きになることが多いので、この逆指値の注文は「損切りの逆指値注文」の可能性が高いと考えています。

FXではストップを狙った動きがよく起こる

 先ほどの「外為注文情報」をもう一度見てみます。

 76円20~30銭に買いオーダーが多くあるものの、76円50銭・60銭・70銭に売りオーダーが多く、上値が重そうです。

 そして、76円20銭と00銭にはストップがあります。

 そもそも論になりますが、為替市場の参加者の大半は投機筋です。輸出業者などの実需の注文もありますが、為替市場全体の規模に比べると、ほんの少ししかなく、大半が投機筋です。

FXは投機筋同士でお金を取り合っているとも言えます。したがってFXはほぼゼロサムゲームだということです。

ゼロサムゲームということは「他人の損失 = 自分の利益」となり、「他人の損失 = 市場にあるストップ」なので、市場参加者はストップを狙う動きをしてきやすいのです。

 こうしたことから考えると、下にはストップがあり、上値は重いので、下がるのではないかと予測できます。

76円割れの歴史的安値のとき、何が起きていたのか?

 実際の相場の動きですが、上の「外為注文情報」の時点での米ドル/円15分足チャートは以下のとおりです。

 76円65銭付近で二度止められ、現在は下へトライする動きになっています。

 そして、以下のチャートは上のチャートから50分後のものです。


 76円20銭と76円00銭にあったストップをつけて、反転しています。

ストップをつけたあと反転しているので、ストップを狙っただけの動きだと言えます。

 トレードは誰かが損をしないと自分の利益にならないので、ストップを狙う動きが多々起こります。実際にトレードするなら、人のストップがついたところを自分の利食いポイントにできます。

厚い買い注文をバックに買いエントリー

 「外為注文情報」の例をもう1つ挙げてみます。

 これは買いオーダーが76円90銭や76円70~80銭、76円60銭に多いです。かなり底堅そうです。

 売りオーダーは少ないです。

 ストップは77円30銭や77円50銭に目立ってあります。

 これを見れば、「77円30銭や77円50銭を狙う動きとなりそう」と予測できます。

実際にトレードするなら、76円90銭などの買いオーダーの厚いところをバックに買いエントリーして、77円30銭や77円50銭などを利食いポイントと考えることになります。

ストップ注文の多い77円50銭を利食いポイントに

 上の「外為注文情報」のときの15分足チャートは以下のとおりです。

 明確な方向感がないような動きです。

 チャートからは9本前のローソク足が77円00銭を底に反発しているので、買うならその少し上で買う感じかと思います。

 そして、下のチャートは上のチャートの約7時間後になります。

 価格は77円05銭を底にして、77円30銭のストップをつけ、77円50銭のストップ目前まで上昇してきました。

 そして、このときの「外為注文情報」を見てみると…

 77円50銭に売りオーダーが増えていますが、77円20銭には買いオーダーが多くなり始め、77円50銭のストップも多くなり始めています。

 ここからは「底堅く、77円50銭のストップを狙う動きとなりそう」と考えられます。したがって、77円50銭を利食いポイントと考えるのがよさそうです。

  その後は上のチャートのとおり、77円50銭のストップを潰し、77円69銭まで上昇しました。

この考え方が通用するのは、しっかりした材料がないとき

 これらの例を見ても、ストップが近くにあれば、それをつける動きが出やすいので、その動きにいっしょに乗るのがよさそうだと言えます。

 ただ、このやり方が使えるのは、しっかりとした材料(市場に明確なテーマなど)がないときで、かつデイトレードのときに限ります。

 しっかりとした材料があるときというのは、トレンド方向に強く動きやすいので、オーダー状況は気にしない方がいいです。

 為替ニュースでもオーダー状況が書かれていたりしますが、外為どっとコムの「外為注文情報」も合わせて見るとよりわかりやすいと思います。

 指値や逆指値だけで相場が動くわけではないので、いつもうまくいくとは言えないですが、テクニカル分析をベースに、このツールで補えば、かなり精度の高いトレードができます。

 この「外為注文情報」は外為どっとコムの「外為情報ナビ」から見られます。

 また、「外為情報ナビ」には、今回紹介した「外為注文情報」以外にもよいツールがいっぱいあると思いますよ。なお、「外為情報ナビ」には、口座開設者限定のコンテンツがあります。

>>>外為どっとコム[外貨ネクストネオ]のスペック詳細はこちら

(※編集部注:「外為情報ナビ」の利用条件については外為どっとコムの公式サイトなどで、必ずご確認ください)

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