9月8日(木)■『金融市場のリスク許容度』と『米国の経済指標』、そして『ECBの金融政策発表後のトリシェECB総裁の会見』と『バーナンキFRB議長やオバマ大統領の発言』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『米国の経済指標』、そして『ECBの金融政策発表後のトリシェECB総裁の会見』と『バーナンキFRB議長やオバマ大統領の発言』にあり。

米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)貿易収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・豪)失業率＆新規雇用者数
・加)住宅建設許可
・加)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定
・欧)ECB政策金利＆声明発表＆トリシェECB総裁の記者会見
・米)バーナンキFRB議長の発言
・オバマ米大統領による経済・雇用対策に関する発言を控える点
・明日から、G7財務相・中央銀行総裁会議が開催される点
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策
・欧州の金融政策
・米国の債務問題
・欧州の債務問題
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。

★★★

本日は、BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定とECB政策金利＆声明発表＆トリシェECB総裁の記者会見の発表日。
その他、バーナンキFRB議長の発言やオバマ大統領の発言【経済・雇用対策】も行われる。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と貿易収支がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度や欧州及び米国の景気先行き懸念、そして欧州の債務問題、FRBによる追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きめに上下している。

本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題、欧州及び米国の景気先行き懸念での方向性に注視したい。
その上で、 米国の経済指標の発表やECB金融政策発表後のトリシェECB総裁の記者会見、バーナンキFRB議長やオバマ大統領の発言などのイベントでの変動が重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響はカナリ大きい

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定
→注目度は高く、声明次第だが反応は限定的か

・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→この後のトリシェECB総裁の記者会見が重要

・21時30分：欧)トリシェECB総裁の記者会見
・21時30分：加)住宅建設許可
・21時30分：加)貿易収支
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)貿易収支
→米国の経済指標への注目度も高く重要だが、トリシェECB総裁の発言も重要。それぞれの内容も重要だが相場が大きく動くキッカケになりやすい

・26時00分：米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第で大きな変動も

・翌8時00分：米)オバマ大統領の発言【経済・雇用対策】
→発表そのものよりも発表を控えての思惑が発生しやすい


9月5日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼米国が祝日(5日)で連休となる点(連休明けにも)
▼オバマ米大統領による経済・雇用対策に対する発言
▼ECB金融政策決定とトリシェ総裁の発言
▼週末に、G7財務相・中央銀行総裁会議(9日・10日)が開催される点
▼金融市場のリスク許容度
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼主要な株式市場
▼主要な経済指標の発表
▼米国の長期金利
▼米国の金融政策(追加金融緩和策実施が主)
▼欧州の金融政策
▼米国の債務問題
▼欧州の債務問題
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼中国の景気先行き
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場

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9月8日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・明日から、G7財務相・中央銀行総裁会議が開催
07:45		NZ)第2四半期製造業売上高	×	-	+2.9%
08:50		日)経常収支	×	+1兆1758億	+5269億
		日)貿易収支	×	+1491億	+1315億
08:50		日)機械受注 [前月比/前年比]	△	-4.2%	+7.7%
				+8.3%	+17.9%
10:30		豪)失業率	◎	5.1%	5.1%
		↑・新規雇用者数		+1.0万人	-0.01万人
		↑・労働参加率		65.6%	65.6%
13:30		日)企業倒産件数	×	-	+1.4%
14:00		日)日銀金融経済月報公表	△	-	-
		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	-	52.6
				-	48.5
14:30		仏)第2四半期非農業部門雇用者 【確報値】	×	+0.4%	+0.4%
14:45		ス)失業率	×	2.8%	2.8%
15:00		独)経常収支	×	+110億	+119億
		独)貿易収支	×	+115億	+127億
15:45		仏)貿易収支	×	-60.00億	-55.98億
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠決定		2000億 据え置き	2000億 据え置き
		南ア)製造業生産高 [前月比/前年比]	×	-1.0%	+0.6%
				-0.5%	+0.9%
20:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	1.50% 据え置き	1.50% 据え置き
21:30		欧)トリシェECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		加)住宅建設許可	○	-1.5%	+2.1%
		加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比]	△	+0.3%	+0.3%
				+2.5%	+2.1%
		加)貿易収支	○	-10.0億	-15.6億
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	40.5万件	40.9万件
		米)貿易収支	AA	-510億	-531億
21:45		米)ガイトナー財務長官の発言	B	要人発言
24:00		米)週間原油在庫	BB	-	+528万
26:00		米)バーナンキFRB議長の発言	AA	要人発言
28:00		米)消費者信用残高	C	+60.00億	+155.32億
翌 08:00		米)オバマ大統領の発言 【経済・雇用対策】	A	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

株式市場主導での金融市場のリスク許容度による方向性に追随

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株式市場主導での金融市場のリスク許容度による方向性に追随

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