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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

最後の金利会合を迎えるトリシェ総裁、
利下げの示唆はあるか!?

2011年10月06日(木)18:47公開 (2011年10月06日(木)18:47更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤ではユーロドルは1.33台の前半、ユーロ円は102円ちょうどをはさんだあたり。「今日もユーロ買いから入ってみようかな」と思いながら、ユーロドルかユーロ円の買い場を探していた。ユーロ円は100円台まで見てしまった後だけに、102円台は買いづらい。情けないが101円台の、しかもかなり深押しでもしてくれればと願う。その点、戻りの高いところを買うにしても、ユーロドルは買いやすい。それだけ走ってくれると思えるからである。

 夕方にユーロドルの押し目を探っていたが、あんまり動かない。1.3280くらいがディップの限界だ。3度目に下押ししたときに1.3289で拾ってみた。投げ売りのストップロスは午前中につけた1.3260のちょっと外側ということで、1.3255ということにした。反対に利食いのターゲットは前日の高値である1.3384のちょっと手前ということになる。しかしレベルと同時に重要なのが、タイミングである。やはりニューヨークオープンまで待っても上がりきらなかったら、すぐにポジションを閉じるつもりでいた。いつもこの時間帯からユーロが反転して下がってくるからである。

 夜の19時半すぎにIMFの欧州担当官というのが、欧州銀の資本増強について作業を開始したという一報が伝わった。ユーロ買いの材料だ。たしかにユーロドルは1.33台のミドルまでは上がったものの、すぐに落ちてきた。1.33台をキープはしているものの、いかにも沢山のプレーヤ―が利食い損なったという感じだ。ニューヨーク時間に入る前に切ってしまおうと思いつつも、ADP指数まで見てしまった。結局、どさくさに紛れての1.3318の利食いとなった。

 ベルギーのフランス系の大手銀行デクシアは、ギリシャなどの債券をたくさん保有しているということで、今週に入ってから株価が急落していた。そして事実、本当にベルギー、フランスの政府から救済されることになってしまった。この銀行は2008年のリーマンショックの時にも資金投入されているが、今回は欧州の信用不安の広がりのなかで、政府主導で再編されることになってしまった。

 同じような事情を抱えた欧州の銀行は他にもあると見られてるため、世の中はだんだんと資本増強の話で盛り上がってきたようだ。ドイツのメルケル首相もそれを支持すると言うことだ。米国株は上値追いの展開のまま終了。マーケット全体がちょっとリスクテーク気味になっている。

 今晩はイギリスとECB(欧州中銀)で、金利会合がある。注目はトリシェ総裁のコメントだ。本日がECB総裁としての最後の金利会合である。利下げに転じたいところだろうが、足元の物価指数は下がっていないというジレンマを抱えている。

 それでも景気重視の姿勢を明確にし、利下げモードを匂わせるようなことにでもなれば、ユーロは弱含むところだ。やはり今夜も同じ作戦で臨むのがよさそうかも。明るいうちにユーロロング、そして21時半のトリシェトークの前後でショート転の作戦でいる。


日本時間 18時40分

 

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