10月13日(木)■『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(欧米の株価主導)』及び『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(欧米の株価主導)』及び『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)貿易収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・豪)失業率＆新規雇用者数
・中)貿易収支
・英)貿易収支
・加)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・欧州議会本会議(12日・13日開催)
・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、グーグル、他
・明日から、G20財務相・中央銀行総裁会議の開催(14日・15日開催)を控える点
・金融市場のリスク許容度
・欧州の債務問題が主因での欧州不安
・他の金融市場の動向(米株式、米国債(長期金利)、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・欧州各国の国債の動向
・金融当局者や要人による発言
・今週に、米国の長期国債の入札が相次ぐ点
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
などの要因に注意。


★★★

FOMC議事録（9月20日・21日開催分）公表明け。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と貿易収支がメイン。
その他、JPモルガン・チェースの決算発表への注目度も高い。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週から、米国の主要企業の決算発表が本格化する他、米国の長期国債の入札が相次いでいる点も重要。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。

先週末の相場は米国の雇用統計発表や格付け機関によるイタリアとスペインの国債格下げの影響で大きく動き、今週に入っては欧米の株式市場が大きく上昇し、リスク回避の巻き戻しが加速している。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での方向性を見極めながら、米国の経済指標の発表などのイベントでの反応に注目したい。
最も重要なのは欧米の株式市場。現在の為替相場は、これらの動向によって方向性が決まりやすい状況となっている。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時50分：日)BOJ議事録（9月6日・7日開催分）
→反応は限定的か

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響はカナリ大きい

・11時00分：中)貿易収支
→発表での影響はカナリ大きい。中国の景気先行きや金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい

・17時30分：英)貿易収支
→発表でのポンドへの影響はまずまず

・21時30分：加)貿易収支
→発表でのカナダへの影響はまずまず

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)貿易収支
→1つの時間に2種類の経済指標。どちらも注目度や影響度がカナリ高い。引き続き、欧米の株式市場の動向にも注目


10月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼10日(月)が、日本＆米国＆カナダで祝日で連休となる点
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の債務問題が主因での欧州不安
▼主要な株式市場の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表
▼FOMC議事録の公表(9月20日・21日開催分)
▼G20財務相・中央銀行総裁会議の開催(14日・15日開催)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利に影響、長期国債入札が相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州議会の本会議の開催(12日・13日開催)

【最新版！約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング！

10月13日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・欧州議会本会議(12日・13日開催) ・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、グーグル、他 ・明日から、G20財務相・中央銀行総裁会議の開催(14日・15日開催)を控える
06:30		NZ)企業景況感	×	-	52.9
08:50		日)第三次産業活動指数	△	-0.3%	-0.1%
		日)BOJ議事録（9月6日・7日開催分）	○	-	-
09:30		豪)失業率	◎	5.3%	5.3%
		↑・新規雇用者数		+1.00万人	-0.97万人
11:00		中)貿易収支	◎	+163.0億	+177.6億
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	+0.1%	+0.1%
				+2.6%	+2.6%
16:15		ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比]	△	-0.1%	-1.2%
				-1.9%	-1.9%
17:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
未定		欧)ファンロンパイEU大統領の発言	△	要人発言
		欧)バローゾ欧州委員長の発言	△	要人発言
17:30		英)貿易収支	○	-88.00億	-89.22億
21:30		加)貿易収支	○	-10.0億	-7.5億
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	40.5万件	40.1万件
		米)貿易収支	AA	-458億	-448億
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	-468万
24:45		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
26:00		米)30年国債入札	BB	130億
27:30		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁 の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

レンジを見極めて、ロングヨリで

---

欧米の株価動向が重要。株価上昇・リスク選好の流れが継続・加速で、ロング追随

---

★☆>>>>>>さらに詳しい内容は『羊飼いのFXブログ』でどうぞ！

「トルコリラ/円」のスワップポイントランキング！
約30のFX口座を調査して比較。お得なキャンペーン情報も掲載中。