本日の為替相場の焦点は、『日本による円売り・ドル買い介入の実施及び警戒感』と『主要な株式市場の動向』、そして『米・ISM製造業指数』や『月初め要因』にあり。
米国の経済指標は、
・米)ISM製造業景況指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・中)製造業PMI
・ス)小売売上高
・英)製造業PMI
・英)第3四半期GDP【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・日)BOJ議事録(10月6日・7日開催分)
・豪)RBA政策金利&声明発表
・加)カーニーBOC総裁の発言
・11月の月初め要因(11月入りでの最初の営業日)
・フランス市場、イタリア市場休場
・ドラギ氏がECB総裁に就任
・欧州の大手金融機関の決算発表→クレディ・スイス
・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→ファイザー、他
・金融市場のリスク許容度
・欧州の債務問題
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
・FRBによる追加金融緩和策実施への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
・明日にFOMC政策金利&声明発表&FRB議長会見が行われる点
・3日に、ECB政策金利&声明発表&ECB総裁会見が行われる点
・3日・4日に、G20首脳会議が行われる点(欧州各国の財政問題が焦点)
などの要因に注意。
★★★
11月入りでの最初の営業日。
本日は、BOJ議事録(10月6日・7日開催分)やRBA政策金利&声明発表が行われるほか、ECB総裁にドラギ氏が就任する。
米国の経済指標は、ISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
相次ぐ米国の主要企業の決算発表は株式市場に影響を与えやすい。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念、FRBによる追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きく上下している。
昨日の東京市場で日本政府&日銀による円売り・ドル買い介入が行われ、為替相場が大きく動いている。
本日は、再度日本政府&日銀による円売り・ドル買い介入の実施や警戒感での動向に注目。そして、引き続き欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念、FRBによる追加金融緩和策実施への思惑での方向性に注視しながら、欧米の株式市場の動向やISM製造業景況指数、11月の月初め要因などでの影響を見極めたい。
また、明日にFOMC政策金利&声明発表&FRB議長会見、3日にECB政策金利&声明発表&ECB総裁会見、3日・4日にG20首脳会議などのイベントを控えての思惑での動きにも要注意となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)BOJ議事録(10月6日・7日開催分)
→内容次第も、反応は限定的か
・10時00分:中)製造業PMI
→中国の景気先行きや金融政策への思惑は、金融市場全体に影響を与えやすい
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→25bpの利下げがコンセンサス。実施&声明で、今後の金融政策への思惑がどうなるか。大きな変動要因
・17時15分:ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響はなかなか
・18時28分:英)製造業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時30分:英)第3四半期GDP【速報値】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
→本日のメイン。発表での注目度及び影響度は非常に大きい。まずは発表直後での変動を狙いつつも、欧米の株価動向での方向性にも注視したい
・23時00分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
10月31日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州の債務問題
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行き懸念が主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の主要企業の決算発表(米国の株式市場に影響を与えやすい)
▼金融当局者や要人による発言
▼FOMC政策金利&声明発表&FRB議長会見が行われる(2日)点
▼ECB政策金利&声明発表&ECB総裁会見が行われる(3日)点
▼G20首脳会議が開催(3日・4日)される点(欧州各国の財政問題が焦点)
▼FRBによる追加金融緩和策実施への思惑
▼10月・月末要因&11月・月初め要因
▼米国の国債の動向(米国の長期金利に影響)
▼欧州各国の国債の動向
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の大手金融機関の決算発表(欧州の債務問題にもつながる)
▼トリシェECB総裁が任期満了となり、ドラギECB総裁となる点
GMO外貨「外貨ex」今ならザイFX!限定4000円がもらえるキャンペーン中!
11月1日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
|||||||||||
・11月の月初め最初の営業日 ・フランス市場、イタリア市場休場 ・ドラギ氏がECB総裁に就任 ・欧州の大手金融機関の決算発表→クレディ・スイス ・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→ファイザー、他 |
||||||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録(10月6日・7日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
09:30 |
豪)第3四半期住宅価格指数 [前期比/前年比] |
△ | -1.5% | -0.1% | ||||||||||
-1.8% | -1.9% | |||||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 51.8 | 51.2 | ||||||||||
未定 | 日)白井日銀審議委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利下げ4.50% |
4.75% 据え置き |
||||||||||
14:00 | 日)自動車販売台数 | × | - | +1.7% | ||||||||||
未定 | ス)クレディ・スイス決算発表 | ○ | 大手金融決算 | |||||||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | +0.1% | ||||||||||
+0.5% | -0.3% | |||||||||||||
17:15 | ス)小売売上高 | ○ | - | -1.9% | ||||||||||
17:30 | ス)製造業PMI | △ | 47.7 | 48.2 | ||||||||||
18:28 | 英)製造業PMI | ◎ | 50.0 | 51.1 | ||||||||||
18:30 |
英)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.1% | ||||||||||
+0.4% | +0.6% | |||||||||||||
南ア)第3四半期失業率 | × | 26.0% | 25.7% | |||||||||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 52.0 | 51.6 | ||||||||||
米)建設支出 | C | +0.3% | +1.4% | |||||||||||
加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||||||
|
引き続き介入には十分に警戒しながらも、基本ショートで
欧米株式市場が復活・加速で、押し目買い・ロング追随で回転
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)