1月18日(水)■『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・23時00分：米)対米証券投資
・23時15分：米)鉱工業生産
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・18時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
・翌6時45分：NZ)第4四半期消費者物価指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・時間未定：米)バンク・オブ・ニューヨーク・メロン決算発表
・時間未定：米)ステート・ステリート決算発表
・時間未定：米)ゴールドマン・サックス決算発表
・24時30分：加)BOC金融政策報告
・25時15分：加)カーニーBOC総裁の発言
・ドイツ2年国債入札
・ポルトガル短期国債入札
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→ノーザン・トラスト、U・S・バンコープ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ステート・ストリート、ゴールドマン・サックス、イーベイ、他
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、ドイツ2年国債入札とポルトガル短期国債入札、BOC金融政策報告が行われる。

米国の経済指標は、生産者物価指数＆【コア】と対米証券投資、鉱工業生産の3つがメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンやステート・ステリート、ゴールドマン・サックスの決算発表にも注目が集まる。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。
先週の相場は、前半こそユーロの反発が優勢となったが、週末にかけて欧州各国の格下げへの思惑などをキッカケに再度売られはじめ、ユーロは大きく下落した。
今週に入ってのユーロはオープン直後こそ下落したが、その後は反発が優勢となっている。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視したい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
一旦の材料出尽くしとなった感がある中、ここまで長い間続いてきたユーロ売りが継続するかどうかが重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・18時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表での影響度はカナリ高い

・時間未定：米)バンク・オブ・ニューヨーク・メロン決算発表
・時間未定：米)ステート・ステリート決算発表
・時間未定：米)ゴールドマン・サックス決算発表
→内容次第。株式市場への影響に注意

・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・23時00分：米)対米証券投資
・23時15分：米)鉱工業生産
→3つの時間に3種類の経済指標。その発表自体の為替への影響よりも、株式市場の方向性に注意したい

・24時30分：加)BOC金融政策報告
・25時15分：加)カーニーBOC総裁の発言
→内容次第も、反応は限定的か

・翌6時45分：NZ)第4四半期消費者物価指数
→発表での影響度はカナリ高い


1月16日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼16日(月)、米国が祝日(キング牧師誕生日)のため休場となる点
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化する点
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(国債利回りはドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週にFOMC(24日・25日開催、25日に結果発表)を控える点
▼22日から旧正月入りとなる点(中国などが休場となる)

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1月18日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・ドイツ2年国債入札 ・ポルトガル短期国債入札 ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→ノーザン・トラスト、U・S・バンコープ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ステート・ストリート、ゴールドマン・サックス、イーベイ、他
08:30		豪)ウェストパック消費者信頼感	△	-	-8.3%
09:30		豪)新車販売台数	△	-	-0.7%
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	×	-	-2.6%
				-	-4.0%
17:00		南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比]	△	-	+0.3%
				+6.3%	+6.1%
18:30		英)失業率	◎	5.0%	5.0%
		↑・失業保険申請件数		+0.70万件	+0.30万件
19:00		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	-1.4%
				-	-2.8%
20:00		南ア)小売売上高 [前月比/前年比]	△	+7.5%	+7.4%
				+0.5%	+0.6%
未定		米)バンク・オブ・ニューヨーク・メロン決算発表	BB	大手金融決算
未定		米)ステート・ステリート決算発表	B	大手金融決算
未定		米)ゴールドマン・サックス決算発表	BB	大手金融決算
22:30		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	A	+0.1%	+0.3%
				+5.1%	+5.7%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.1%
				+2.8%	+2.9%
23:00		米)対米証券投資【ネット長期フロー】	A	+400億	+48億
		↑・対米証券投資【ネットフロー合計】		+500億	-488億
23:15		米)鉱工業生産	A	+0.5%	-0.2%
		米)設備稼働率	B	78.1%	77.8%
23:30		米)タルーロFRB理事の発言	B	要人発言
24:00		米)NAHB住宅市場指数	C	22	21
24:30		加)BOC金融政策報告	○	-	-
25:15		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
27:30		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
翌 06:45		NZ)第4四半期消費者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+0.4%	+0.4%
				+2.6%	+4.6%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ユーロドルに注力のため、見送り

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ショートチャンス待ち。ロンドンタイムとニューヨークタイム、それぞれの時間帯における下落継続及び加速待ちで

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