1月17日(火)■『米国が連休明けとなる点』と『欧米の株式市場の動向』、そして『欧州の債務問題への懸念』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国が連休明けとなる点』と『欧米の株式市場の動向』、そして『欧州の債務問題への懸念』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)NY連銀製造業景気指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・11時00分：中)第4四半期GDP
・11時00分：中)鉱工業生産
・11時00分：中)小売売上高
・11時00分：中)固定資産投資
・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・18時30分：英)小売物価指数
・19時00分：独)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)消費者物価指数【確報値】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・18時45分：英)キングBOE総裁の発言
・時間未定：米)シティグループ決算発表
・時間未定：米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・23時00分：加)BOC政策金利＆声明発表
・米国が連休明けとなる点
・スペイン短期国債入札
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→シティグループ、ウェルズ・ファーゴ、他
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

米国が連休明けで、スペイン短期国債の入札及びBOC政策金利＆声明発表が行われる。

米国の経済指標は、NY連銀製造業景気指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、シティグループ決算発表やウェルズ・ファーゴ決算発表にも注目が集まる。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。
先週の相場は、前半こそユーロの反発が優勢となったが、週末にかけて欧州各国の格下げへの思惑などをキッカケに再び売られはじめて、ユーロは大きく下落した。

米国が連休明けの本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視したい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
ここまで加速してきたユーロ売りが継続するかどうかが重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・11時00分：中)第4四半期GDP
・11時00分：中)鉱工業生産
・11時00分：中)小売売上高
・11時00分：中)固定資産投資
→GDPがメイン。どれも注目度が高め。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい

・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・18時30分：英)小売物価指数
→CPIがメイン。発表での影響は非常に大きい

・18時45分：英)キングBOE総裁の発言
→言及次第

・19時00分：独)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)ZEW景況感調査
→ドイツのものがメイン。欧州の経済指標でも１，２の注目度及び影響度を誇る。カナリ重要も、欧州の債務問題と絡めてどこまで反応するか

・19時00分：欧)消費者物価指数【確報値】
→相場次第。動くキッカケにはなり得る

・時間未定：米)シティグループ決算発表
・時間未定：米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
→内容次第。株式市場への影響に注意

・22時30分：米)NY連銀製造業景気指数
→米国の経済指標はこれのみ。欧州債務問題が中心でどこまで反応するか未知。欧米の株式市場の動向も重要

・23時00分：加)BOC政策金利＆声明発表
→サプライズはなしも、カナダドルは今後の思惑でそれなりに動きそう


1月16日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼16日(月)、米国が祝日(キング牧師誕生日)のため休場となる点
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化する点
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(国債利回りはドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週にFOMC(24日・25日開催、25日に結果発表)を控える点
▼22日から旧正月入りとなる点(中国などが休場となる)

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1月17日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国が連休明け ・スペイン短期国債入札 ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→シティグループ、ウェルズ・ファーゴ、他
08:00		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
08:50		日)第三次産業活動指数	×	-0.4%	+0.6%
11:00		中)第4四半期GDP [前年同期比/前期比]	◎	+8.7%	+9.1%
				-	+2.3%
		中)鉱工業生産	○	+12.3%	+12.4%
		中)小売売上高	○	+17.2%	+17.3%
		中)固定資産投資	○	+24.1%	+24.5%
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	+17.4%
18:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.4%	+0.2%
				+4.2%	+4.8%
		↑・消費者物価指数【コア】[前年比]		+3.0%	+3.2%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.2%
				+4.7%	+5.2%
		英)DCLG住宅価格	×	-	-0.4%
18:45		英)キングBOE総裁の発言	○	要人発言
19:00		独)ZEW景況感調査	◎	-49.4	-53.8
		欧)ZEW景況感調査	○	-	-54.1
		欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	○	+0.4%	+0.1%
				+2.8%	+3.0%
		↑・消費者物価指数【確報値】【コア】		+1.6%	+1.6%
未定		米)シティグループ決算発表	A	大手金融決算
未定		米)ウェルズ・ファーゴ決算発表	BB	大手金融決算
22:30		加)国際証券取引高	△	-	+20.3億
		米)NY連銀製造業景気指数	A	+11.00	+9.53
23:00		加)BOC政策金利＆声明発表	◎	1.00% 据え置き	1.00% 据え置き
27:30		英)ポーゼンMPC委員の発言	△	要人発言
		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ユーロドルに注力のため、見送り

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ショートで。ロンドンタイム以降の下落継続及び加速時の追随で

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