本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『欧米の株式市場』、そして『2月の月初め要因』と『週末に米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・09時30分:豪)第4四半期住宅価格指数
・10時00分:中)製造業PMI
・17時15分:ス)小売売上高
・18時30分:英)製造業PMI
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・2月・月初め要因(本日が2月の月初め最初の営業日)
・米国の主要企業の決算発表→エレクトロニック・アーツ、ナスダック、クアルコム、他
・米大統領選フロリダ州予備選挙
・米国の週間原油在庫の公表
・週末に米国の雇用統計の発表を控える点
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・米国の超低金利政策の長期化の思惑
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、2月の月初め最初の営業日。
注目に値する米国の経済指標は、ADP全国雇用者数とISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表も重要。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下しており、特に欧州の債務問題でのユーロの変動が大きくなっている。
今年に入ってから、一旦の材料出尽くしからかここまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れとなっている。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感。
特に、先週末に更に加速したドル売り・ユーロ買いの流れが続くのか、それともユーロの下落が再開するのかが重要となる。
また、2月の月初め要因や週末に米国の雇用統計の発表を控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)第4四半期住宅価格指数
→発表での影響はまずまず
・10時00分:中)製造業PMI
→発表での影響は大きくなりやすい。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすいの要注意
・17時15分:ス)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・18時30分:英)製造業PMI
→発表での影響は非常に大きい
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響は大きめ。欧州タイムでのユーロ変動のキッカケになりやすい
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
→2つの時間に2種類の経済指標。どちらも注目度は非常に高い。米国の雇用統計を週末に控えてどういう流れが出来るか
1月30日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼米国の超低金利政策の長期化の思惑
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(週末に米・雇用統計)
▼米国の国債の動向(利回りはドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼1月・月末要因&2月・月初め要因
▼中国などが旧正月絡みの休場明けとなる点
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2月1日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・2月の月初め最初の営業日 ・米国の主要企業の決算発表→エレクトロニック・アーツ、ナスダック、クアルコム、他 ・米大統領選フロリダ州予備選挙 ・週末に米国の雇用統計発表を控える |
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09:30 |
豪)第4四半期住宅価格指数 [前期比/前年比] |
○ | -0.6% | -1.2% | ||||||||||
-3.3% | -2.2% | |||||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 49.6 | 50.3 | ||||||||||
11:30 | 中)HSBC製造業PMI【確報値】 | △ | - | 48.8 | ||||||||||
14:00 | 日)自動車販売台数 | × | - | +23.5% | ||||||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
× | -0.2% | -0.2% | ||||||||||
+1.2% | +1.0% | |||||||||||||
17:15 | ス)小売売上高 | ○ | - | +1.8% | ||||||||||
17:30 | ス)製造業PMI | △ | 51.2 | 50.7 | ||||||||||
17:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 50.9 | 50.9 | ||||||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 48.7 | 48.7 | ||||||||||
18:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 50.0 | 49.6 | ||||||||||
19:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +2.7% | +2.8% | ||||||||||
22:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +18.2万人 | +32.5万人 | ||||||||||
22:30 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
24:00 | 米)建設支出 | C | +0.5% | +1.2% | ||||||||||
米)ISM製造業景況指数 | AA | 54.5 | 53.9 | |||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | +260万 | +356万 | ||||||||||
25:20 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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