ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

上値抵抗を超えてしっかりのユーロ、
引き続きギリシャ問題に揺らされそう

2012年02月08日(水)17:45公開 (2012年02月08日(水)17:45更新)
持田有紀子

史上最高値更新! 一時4万2000円台に乗せた「日経平均」や「NYダウ」、「金」を少額から取引できる【CFD口座】を比較!

 昨日の東京クローズから欧州序盤にかけては、ユーロの買い戻しがきつく入った。1.30台まで落ち込んでいたユーロドルが、一気に1.31台の後半までジャンプアップ。またしても最近のレンジの上限である1.32台をトライということなのだろうか。私はレンジ相場を想定して1.3025にユーロドルの買いを出していたのだが、こなかった。

 そして上はアジア時間に1.3190でオファーを置いて見ていたのだが、このステージではこちらも来なかった。すぐに50ポイントほども押し戻されて静かになった。いくらレンジ相場で逆張りを試みるからといっても、ある程度引きつけないと、高いところでのショートは怖いものがある。まあ、この回は無念だったということであきらめよう。チャンスはまだあるはずだ。

 20時にドイツの鉱工業生産が発表されると、その結果が予想外にとても悪かったので、それを嫌気したユーロ売りが出て、ユーロドルは再び1.30台に沈んだ。ここで逆張りユーロ買いをするにしても、1.3100をちょっと割れたところでは浅すぎる。

 なんといっても下値の目安はダブルボトムとなっている1.3024なのだから。もっと引きつけたいところだ。そうでないとロスカットする量も多くなり、レンジ相場で楽チントレードをしようと思っているのに、たいへんな損害を生んでしまうことになる。要は想定しているよりもユーロ相場のほうが小動きのままなのだろう。

 ニューヨーク勢の参入とともに、ギリシャに関するいろいろな観測が流れだした。連立与党が協議終了後に融資の合意内容について発表するとか。つまりギリシャ支援がまもなくまとまりそうだということで、いつものようにリスクテーク気味となっていった。ユーロドルはジワジワと上がってきて1.32台に乗せてきた。米国株も小安く始まったのだが、この報道を受けて大いに切り返してきた。

 ユーロドルが1.32台になったのだから売らなければいけないところだが、さすがに外部環境もそのように反応しており、周りがおさまるまでは不必要にリスクオフの方向にベットするわけにもいかない…。1.3230あたりまで来ているのだから、今年の最高値である1.3237も越えられるかどうかをまず見てやろう!越えられえなかったのを確かめた後に、1.3200割れで売っても遅くはない。安心料だと思えばよいのだ。

 しかしユーロドルはそのまま上がり続け、ついに上値のメドもブレーク。そのまま短期的な損切り注文を巻き込んで1.3270くらいまで上がってしまった。ああこれでは、私の目論みとは違ってしまった。何も出来なかったが、損失も出なかったので、これ幸いとすぐに就寝した。

 こんな日は何にもしないで、次の日に値動きを確かめてから出直すのがよい。結局、その後のユーロドルは高値ゾーンにいながらも小動きな相場に徹したようで、次の材料待ちという感じなった。本日のアジア時間では若干のユーロの利食い売りも出ているせいか、多少重かった。日経先物も9000円台を回復してくる局面もあって、その方面からのリスクテークの円売りもでているようだし、ドル円も77円台に乗せてきた。

 今晩も材料が少ない。同じくギリシャ問題に揺れる一日となろう。ユーロドルは上値の抵抗ラインを抜けてきたので、しばらくは堅そうだ。ユーロクロスも同様に堅調な動きになってもいるし。外部環境の流れに変化がなければ、ユーロドルを1.32台の前半から拾っていくのがよさそうだ。しかし妥結しそうといっても、今度は出てきた内容にビックリで失望ということもありえるし、ともかくプライスアクションを観察して続けるしかない。


日本時間 17時40分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年7月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

ヒロセ通商[LION FX]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
CFD口座おすすめ比較 ザイ投資戦略メルマガ 田向宏行
CFD口座おすすめ比較 ザイ投資戦略メルマガ 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る