昨日はユーロドルの戻り売り作戦で上手くいったほうだろう。ユーロ売りが昨日の相場におけるメインストリームに沿っていたので、ロスカットには出会わずに対処することができた。しかしそれもたまたまな要素も大きい。
私は0時前に寝入ってしまったので、その後のニューヨーク時間の午後のユーロの戻し、といってもそれほどでもないが、巻き返しに遭遇しなくて済んだといったほうがよい。一日が終わった後で値動きをながめてもユーロドルは100ポイントほどしか動いていない。材料もないことだし、あまり動かなかったというのが本当のところだろう。
ドル円は先週の金曜日にいよいよ79円台に乗せてきて、ほとんどディップを作らずに80円ちょうどの手前まで来てしまった。理由は日銀の緩和姿勢のせいにしたり、ドル金利の多少の上昇のせいにもされているが、いつものごとく上がってきたドル円やユーロ円を見ていると買いたくて、買いたくてしょうがないというのが、相場の腰の強いことの根拠なのだと思う。
2月末から3月中旬にかけては円のリパトリが心配される時期ではあるが、実際のそのような実需のフローが出ても、これだけの円売り圧力のなかではどのくらいまで相場に影響を与えるものかははなはだ疑問になってきた。日銀が実弾介入しても彼らが要求するようには相場が動かないことを考え合わせてもわかるように、いったん形作られた流れを反対に向かわせるのは困難なことだ。
私としては昨年末の時点で80円台があってもおかしくないと思っていたが、実際にはそれはかなわなかった。それどころか77円台前半から78円台前半のとても狭いレンジでさっぱり動かず、いつ画面を見ても同じようなレートというのが続いていた。ちょっと予想していた時期は遅れてしまったが、そういう意味では3月末には83円とか84円台を見ても驚かないというスタンスである。
したがってドル円の押し目買いということになる。といっても、押し目はほとんどないので、とても拾いづらい。あんまり押さないので、やっていることはトレンドフォローとしょうして高いものを買っていくのと同じことだ。それでもドル円を売る気はないし、どこかで買っていかないと勝負にもならない。今日も朝からドル円を買うことだけを考えていた。
朝はすでにドル円は79.80とかになっていたので、特に買いづらい。80円ちょうどという大台の節目を控えているからだ。まあ、それでも目をつぶって79.87で買っていった。そのうちユーロ円も上がってきて、106.00越えでちょっとは買い戻しのストップロスもあろうかと思われたからだ。私がドル円をロングにしてからは、円相場は静かになってしまった。確かに下がりはしないのだが、急激な上がりもない。
そうしたら午後の1時過ぎくらいになって、ようやくドル円は80円ちょうどをトライする形勢になった。いかにもすごく上がったみたいだが、自分のコストからは10ポイントしかフェイバーになっていない!今にも損切りしないと行けないかもしれない状態であるのは変わりがない。ドル円はなかなか80円台に乗せないが、一方でユーロ円も106円ちょうどをトライしていた。
円相場はどちらもダブルで抵抗にぶつかり、楽ではなさそうだ。先にドル円が80円台に乗せてきた。ドル円が跳ね上がるではないし、ユーロ円の106円はかなりきつそうに見えたので、私はドル円を80.04でやめた。3時間以上もポジションを持って20ポイントも取れなかった。ちょっと80円という大台で騒ぎ過ぎたのかもしれない。
今晩の注目は円相場の行方となろう。円安を確認して株価も世界中で今年の最高値をキープしているのだから、ドル円やユーロ円が崩れないかどうかが要ウォッチだ。逆に株価が先に崩れてくるようならば、そこはドル円価ユーロ円でも売り込んでみたいところだ。しかし今夜は材料となるものが少ないのだよなぁ。
日本時間 17時50分
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