本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』や『明日にFRB議長の議会証言を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・23時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・24時00分:米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・18時30分:南ア)第4四半期GDP
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・26時30分:ス)ジョーダンSNB暫定総裁の発言
・29日に、ECBによる3年物資金供給オペが実施される点
・29日・1日に、FRB議長による半期に一度の金融政策に関する議会証言を控える点
・欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
明日に、ECBによる3年物資金供給オペやFRB議長による半期に一度の金融政策に関する議会証言が控える。
米国の経済指標の発表は、耐久財受注&【除輸送用機器】と消費者信頼感指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に欧州債務問題でのユーロの変動が大きい。
今年に入ってから、欧州債務問題絡みの話題の一旦の材料出尽くしからか、それまで大きく下落してきたユーロの反発のほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などで円以外の通貨ペアに対してドル売り、日銀の量的緩和拡大策をキッカケに円売り・ドル買いの傾向が優勢になっている。
週明けの昨日の相場は、オープン直後は先週末の流れが加速したが、その後は調整が主体となった。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視。
その他、米国の経済指標の発表や明日にECBによる3年物資金供給オペやFRB議長による半期に一度の金融政策に関する議会証言が控える点も重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時30分:南ア)第4四半期GDP
→発表での影響はなかなか
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響はなかなか
・22時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・23時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・24時00分:米)消費者信頼感指数
→3つの時間に3種類の経済指標。発表での変動も重要だが、欧米の株式市場の動向にも注視
・26時30分:ス)ジョーダンSNB暫定総裁の発言
→言及次第
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
→発表での影響はなかなか
2月27日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼G20副財務相・財務次官級会合明け
▼27日に、独連邦議会で第2次ギリシャ支援法案の採決
▼29日に、ECBによる3年物資金供給オペが実施
▼29日・1日に、FRB議長による半期に一度の金融政策に関する議会証言
▼1日・2日に、EU首脳会議が開催
▼2月の月末要因・3月の月初め要因
▼欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼米国の国債の動向(利回り・米長期金利がドルに影響)
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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2月28日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
16:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +6.0 | +5.9 | ||||||||||
18:30 |
南ア)第4四半期GDP [前期比年率/前年比] |
○ | +3.1% | +1.4% | ||||||||||
+2.6% | +3.1% | |||||||||||||
19:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -20.2 | -20.2 | ||||||||||
20:00 | 英)CBI流通取引調査 | × | -12 | -22 | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -31億 | +47億 | ||||||||||
22:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -0.4% | ||||||||||
+2.1% | +2.1% | |||||||||||||
22:30 | 米)耐久財受注 | A | -1.0% | +3.0% | ||||||||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | ±0.0% | +2.1% (+2.2%) |
||||||||||||
23:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] |
BB | -3.65% | -3.67% | ||||||||||
24:00 | 米)消費者信頼感指数 | A | 63.0 | 61.1 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | B | +14 | +12 | |||||||||||
米)デュークFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
26:30 | ス)ジョーダンSNB暫定総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 英)タッカーBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | +3.4% | +2.1% | ||||||||||
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様子見
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