ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

志摩力男_グローバルFXトレード
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

エルピーダでまたもや円売り材料
それでもリスク相場の様相へ

2012年02月28日(火)17:30公開 (2012年02月28日(火)17:30更新)
持田有紀子

【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

 昨日のアジア時間は週明けということもあり、ドル円やユーロ円は大きく跳ねて始まった。ドル円は81円台のミドルまで猛進。私にとっても興味は、この円売りが日本の悪材料によるものなのか、それとも年初からの高値圏に張り付いている株価に対するロスクテークによるものなのかを確認したいということだった。

 事実、値動きだけを見ると、昨日のアジア時間では株高が進んだ。グローベックスでの米国株は言うまでもなく、日経先物も午前中に9750円までの高値を記録した。これではリスク許容度が増しているから、クロス円も高いのではないかと思ってしまう。

 私の考えでは、やはり投資信託などの悪い話は、外国人勢がもっとも嫌うところであるので、相場展開としては、円安はいいとしても資産価格の値崩れなど、もっと日本売りの様相を呈してもよいはずだと見ているのである。

 テクニカル的にも円売りで臨んでもいいような相場なのは事実だが、どうもいまひとつドル円やユーロ円でロング攻めに腰を座らせられないのはこのような理由によるからで、日本売りとなって株安に転じようものならば、反対に円買い圧力が強まって当然だと思えるからである。

 逆に言うと、今の株式相場は円安の一面しか見ていないから高いのであって、流れが逆転するのは何かのきっかけがあれば脆いのではないかとみているのである。

 そのように感じているものだから、ドル円の81円台では手が出しにくい。むろんユーロ円の109円台でも買って攻めようとは思わない。日経先物は徐々に値を下げてきたが、9600円台というのは下がっても依然として高い。しかしナイトセッションになると、なおも値を切り下げ始めた。日経先物は9500円台に突入。ちょっと意外な下げであった。

 私もあまり重大視することなく、金曜日と月曜日に買い過ぎた分のストップロスであろうと思った。すぐに値段も戻るのではないかと思っていたのだが、ニュースにはエルピーダの話が出ていた。これは投資信託よりも話が大きいと思い、私は速攻でユーロ円のレベルを確認した。

 ユーロ円は108.70くらいまで下がっている。円売りの材料とも取られかねない話なので、とりあえずマーケットがどちらに反応しているかを確認する必要があったのだ。そこで私も108.66でユーロ円を売っていった。

 しばらくは108.50-108.80でスタックしたが、日経先物が9550円を下回って、なおも安値攻めしているのを見ると、クロス円ショートの安心感だけはあった。またここ1週間で積もり積もったクロス円のロングポジションも相当なものだろう。ユーロ円がどすんと落ちるということはなかったが、構成要素であるユーロドルとドル円が順番に落ちていくのを見て安心。

 ドル円の81円ちょうど割れや、ユーロドルの1.34ちょうど割れでは確かにもんだが、抜けると気持ちよくすっと落ちた。ユーロ円も107円台にまで落ち込んできたが、日経先物が昼間の高値から見ると200円以上の下落となっているのだから、もうちょっと走ってもよさそうなもの。できれば106円台のミドルトライもあってもよさそう。こうなれば株価の反転が見られない限り、買い戻さないぞー。

 ユーロ円はニューヨーク株の始まりとともに107.50を下回ってきた。米国株も安い。私は107.33でユーロ円を売り増ししたが、これは余計だった。すぐに107.50を上回ってきたので、全部買い戻して取引終了。日経先物も9470円まで突っ込んだのに、同時期に50円以上戻ってきたのだから仕方ない。

 今日のアジア時間では、ドル円は80円ちょうど割れをトライしたが、さすがに踏ん張った。その後は株価の戻しとともにドル円やユーロ円の下げは一服している。日本発の大きな材料が続いたので、マーケットの反応はどういう円安を実現するのか注目していたが、どうやらまた株価主導のリスク相場と捉えておくのが正しいようである。


日本時間 17時40分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年10月7日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

ヒロセ通商[LION FX]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
人気FX会社ランキング トレーディングビュー記事 ザイ投資戦略メルマガ
人気FX会社ランキング トレーディングビュー記事 ザイ投資戦略メルマガ
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る