本日の為替相場の焦点は、『FOMC議事録公表明けでの反応』と『欧米の株式市場の方向性』、そして『ECB金融政策結果発表』や『米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
が注目に値する。
米国以外の経済指標は、
・10時30分:豪)貿易収支
・17時30分:英)サービス業PMI
・18時00分:欧)小売売上高
が注目に値する。
経済指標以外では、
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・FOMC議事録(3月13日開催分)公表明け
・中国市場休場(清明節、2日・3日・4日)
・週間原油在庫の公表
・週末に、米国の雇用統計の発表が控える
・週末から、主要各国がイースター休暇入り
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
FOMC議事録(3月13日開催分)公表明け。
本日まで中国市場が清明節で休場で、ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見が行われる。
米国の経済指標は、ADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、欧州債務問題や金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向、世界経済の先行き懸念などで上下した。
週明けの為替相場は、四半期始め・年度始めで大きく上下したほか、昨日のFOMC議事録(3月13日開催分)の公表で大きく動いている。
本日は、引き続き欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向、世界経済の先行き懸念での方向性に注視したい。
その他、ECB金融政策結果発表や米国の経済指標の発表、週末に米・雇用統計の発表を控える点にも注目。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)貿易収支
→発表での影響はなかなか
・17時30分:英)サービス業PMI
→発表での影響は結構大きい
・18時00分:欧)小売売上高
→発表での影響はなかなか
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
→サプライズなしで、反応は限定的か。直後に発表されるドラギECB総裁の記者会見に注目が集まる
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
→言及次第ではあるが、欧州の景気先行きや今後の金融政策への思惑が噴出しやすく、大きな反応に繋がりやすい
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
→間にドラギECB総裁の記者会見が行われる点に注意。2つの時間に2種類の経済指標が発表される。どちらも注目度及び影響度は非常に高い。昨日のFOMC議事録公表で噴出した追加金融緩和観測の後退や週末に控える雇用統計への思惑にも注意
4月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼月始め・四半期始め・年度始め
▼週末に、米国の雇用統計の発表
▼週末から、主要各国がイースター休暇入り
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米・雇用統計が中心)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響しやすい、米国債の動向にも)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼金や原油などの商品市場の動向
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
4月4日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・FOMC議事録(3月13日開催分)公表明け ・中国市場休場(清明節、2日・3日・4日) ・香港市場休場 |
||||||||||||||
10:30 | 豪)貿易収支 | ○ | +11.00億 | -6.73億 | ||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 51.8 | 51.8 | ||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 48.7 | 48.7 | ||||||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 53.4 | 53.8 | ||||||||||
18:00 | 欧)小売売上高[前月比/前年比] | ○ | -0.2% | +0.3% | ||||||||||
-1.1% | ±0.0% | |||||||||||||
19:00 | 独)製造業受注[前月比/前年比] | △ | +1.5% | -2.7% | ||||||||||
-5.7% | -4.9% | |||||||||||||
20:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
1.00% 据え置き |
||||||||||
21:00 | 米)ガイトナー財務長官の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | S | +20.6万人 | +21.6万人 | ||||||||||
21:30 | 欧)ドラギECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | S | 56.8 | 57.3 | ||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +710万 | ||||||||||
24:00 | 米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
24:55 | 加)ボワヴァンBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
|
米国の経済指標発表直後の変動狙い
ドラギECB総裁の記者会見での反応狙い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)