本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への警戒感』と『金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)』、そして『独・IFO景況指数の発表』や『米・新築住宅件数の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・23時00分:米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・07時45分:NZ)貿易収支
・10時30分:豪)第2四半期消費者物価指数
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時30分:英)第2四半期GDP【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・23時00分:米)ガイトナー財務長官の議会証言
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・五十日要因
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(2年債・350億ドル、5年債・350億ドル、7年債・290億ドル)
・米国の主要企業の決算発表→モトローラ、コーニング、コノコ・フィリップス、イーライリリー、ペプシコ、キャタピラー、フォード、ボーイング、ビザ、他
・欧州債務問題への警戒感(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
・来週にFOMC政策金利&声明発表を控える点
などの要因に注意。
★★★
20日の五十日で、米国の週間原油在庫が公表される。
米国の経済指標は、米)新築住宅販売件数がメイン。
その他、ガイトナー財務長官の議会証言や米国の5年債(350億ドル)の入札が行われる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週末にかけて、欧州債務問題への警戒感でのユーロ売りや欧米の株式市場の下落でのリスク回避の流れで、欧州通貨&資源国通貨売り・ドル買い・円買いの流れが強まった。
今週の為替相場も、欧州債務問題への警戒感でのユーロ売りや欧米の株式市場の下落でのリスク回避の流れが加速している。
本日は、引き続き欧州債務問題への警戒感(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、米国の追加金融緩和期待での方向性が焦点。
その他、独・IFO景況指数や米・新築住宅販売件数の発表、米国の長期金利の動向にも注意したい。
また、来週にFOMC政策金利&声明発表を控える点も気にし始めたいところ。
直近の、欧州債務問題への警戒感でのユーロ売りや欧米の株式市場の下落でのリスク回避の流れがどれだけ続くのかが重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)貿易収支
→発表での影響はなかなか
・10時30分:豪)第2四半期消費者物価指数
→発表での影響はかなり大きい
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表での影響はかなり大きい。欧州で1,2を争う注目度及び影響度を誇る経済指標。欧州市場が動くキッカケにもなりやすい
・17時30分:英)第2四半期GDP【速報値】
→発表での影響はかなり大きい
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・23時00分:米)ガイトナー財務長官の議会証言
→1つの時間に1種類の経済指標と議会証言。議会証言は未知数だが、米国の経済指標は注目度も影響度も高い。まずは発表直後の影響を見極めたいところ。この時点で、NYダウが続落していて、悪い内容が出れば、リスク回避の流れが加速しやすいとみる
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→今回はサプライズはないだろうが、反応はそれなりにする可能性が高い
7月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼来週にFOMC政策金利&声明発表を控える
▼欧州債務問題への警戒感(燻り続ける)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(国債の入札状況や利回りと連動、日米金利差への思惑)
▼米国の主要企業のの決算発表が本格化
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼ロンドンオリンピックが開催(7月27日~8月12日)
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7月25日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・25日の五十日 ・米国の主要企業の決算発表→モトローラ、コーニング、コノコ・フィリップス、イーライリリー、ペプシコ、キャタピラー、フォード、ボーイング、ビザ、他 ・来週にFOMC政策金利&声明発表を控える点 |
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07:45 | NZ)貿易収支 | ○ | +0.02億 | +3.01億 | ||||||||||
08:50 | 日)貿易収支 | △ | -1400億 | -9073億 (-9104億) |
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09:00 | 豪)景気先行指数 | △ | - | -1.4% | ||||||||||
10:30 |
豪)第2四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.1% | ||||||||||
+1.3% | +1.6% | |||||||||||||
未定 | 日)山口日銀副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 104.5 | 105.3 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 113.0 | 113.9 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 96.8 | 97.3 | ||||||||||||
17:30 |
英)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | -0.2% | -0.3% | ||||||||||
-0.3% | -0.2% | |||||||||||||
19:00 | 英)CB製造業受注指数 | × | -10 | -11 | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +16.9% | ||||||||||
22:00 |
加)住宅価格指数 [前月比/前年比] |
× | - | +1.1% | ||||||||||
- | +5.8% | |||||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 37.1万件 | 36.9万件 | ||||||||||
米)ガイトナー財務長官の議会証言 | A | 要人発言 | ||||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | -81万 | ||||||||||
26:00 | 米)5年債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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下落の継続・加速時にショートで追随
下落の継続・加速時にショートで追随
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