すでにQE2の頃に問題になったが、その副作用として食料品とエネルギーの高騰には批判が集中したので、アメリカの金融当局も簡単には動けないはずだ。米国株も今年の最高値の近くにいるわけで、金融緩和の措置を取ることには理由が乏しい。しかし追加緩和への期待だけが高まってしまうというマーケットをミスリードした、もしくはマーケットとの対話が十分に出来ていなかったということにも結果的になりかねない。
今晩はADP指数が出る。ほんとうはアメリカの雇用も大事なのだが、今週は今日と明日の金利会合にマーケットの関心が集まっているので、ADPの結果では動きづらい。とにかく今夜は早めに寝て、夜中の3時に起きて参戦するしかない。相場は期待通りになるのか、失望で終わるのかは神のみぞ知るである。私としてはユーロドルの1.23台の後半を売りたいつもりで構えようと思っている。
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