昨日の欧州市場の始まりで、円安は加速した。日銀へのアクションのプレッシャーがかかっていることに加え、中東情勢の鎮静化が期待されているのでリスク許容度がにわかに増大してきたからだ。ドル円は82円台の手前でもんでいたが、82円台に乗せるのも時間の問題であろうかと思われた。
ドル円の82円台には利食いの売りものも存在しているようだが、買い戻しのロスカットも散見されるようなので、一段高は期待できる。私も数ポイントずつではあるが、ユーロ円のロングでチョコチョコと参戦はしてきた。そこでドル円が82円台に乗せてきたところで、再びユーロ円を買ってみた。104.73である。とても高い。アジア時間の昼間につけた105円台まで戻しきるかが問題となるが、とりあえず104.50で売りのストップ注文をおいて、しばらく様子を見るしかない。
EUの財務相会合でギリシャ支援が難航していたが、徐々に具体案も出てはじめてきた。メルケル首相によれば、EFSFの資金を100億ユーロ積み増すとのこと。またドイツは自国の出来ることはやるので、他の国はそれぞれ出来ることをやればよいという無理のないものだった。またショイブレ財務相がギリシャの利払いを2020年まで猶予すべきだとの提案をしたようだ。
会議がまとまらない原因とされていたドイツの態度が軟化したものと解釈され、ユーロ買いも頻々と出てくるようになった。欧州時間の序盤では円売りで、そして中盤以降はユーロ買いの勢いが強くなった。ユーロ円のロングで攻めている私としては、うれしい展開だ。ユーロ円は105円台に乗せてきた後も堅調な動きであり、ユーロドルも1.28台に乗せてきた。
次はニューヨークオープン待ちとなるが、果たしてさらなる高値追いとなるか。いかんせん、感謝祭ですでに連休モードに入っているプレーヤーも多いだろう。ニューヨーク時間であまりにも動かなければ、ユーロドルやユーロ円で利食い売りを誘うことにもなりかねない。米国株の現物市場が始まる前に、ユーロ円は105.84まで、ドル円は82.52まで上がっている。
私の想像した通りで、ニューヨーク時間ではほとんど激しい動きはなかった。私も久しぶりに50ポイント以上のフェイバーなポジションを所持していたので、夜中まで相場につきあっていのだ。利食いには労力を惜しんではいけない。ユーロ円は105.50を下回ることはほとんどなく、105円台の後半での推移が続いており、ドル円もほとんど下がらなかった。ニューヨーク勢が少なさそうだということで、翌日のアジア時間からでもまた買い仕掛けでもしようという勢いだ。
私も買い増しを考えたが、ユーロドルかドル円が走り出さないと、ちょっと買っていけない。途中でパレスチナとイスラエルの停戦合意が伝わったが、値動きは乏しかった。しかし不安材料がひとつ消滅したのだから、ユーロ円では上昇要因だ、だからなんとかロングポジションをキープしたい。私は105.45にストップ注文のレベルを上げて、そのまま休息。
目を覚ますとユーロ円は106円台だった。そこで私はストップ注文を106.00に上げて、食事をしていたら、あっさりとダンになった。とりあえずポジションはなくなったが、短期トレンドはまだ変わっていないので、また押し目を迎えたらユーロ円を買ってみようと思う。
今晩はイベントもなく、日米ともにお休みモードに入るのでマーケットは需給だけで動きそうだ。欧州時間の午後からはポジションを作らないでおくようにしよう。
日本時間16時30分
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