本日の為替相場の焦点は、『キプロスショックでの影響』と『世界の株式市場の動向』、そして『金融市場のリスク許容度』や『明日にFOMC結果発表を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)RBA議事録公表(3月5日開催分)
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
・21時30分:加)卸売売上高
・翌6時45分:NZ)第4四半期経常収支
に注目が集まる。
これら以外では、
・日銀総裁が退任&副総裁が任期満了
・ギリシャ銀行の決算発表
・明日にFOMC結果発表を控える点
・キプロスショックでの影響
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(株式や国債・長期金利、金、原油などなど)
・米国の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・リパトリなど日本の年度末による影響
・日本の為替・経済・金融政策への思惑(日銀総裁絡みも含む)
・欧州各国の国債の動向
・米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
日銀総裁が退任&副総裁が任期満了日で、ギリシャ銀行の決算発表も行われる。
米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ユーロドルは大きめのレンジで上下し、ドル円は8日・雇用統計発表時の高値を更新した後に大きめに下落した。
今週の為替相場は、キプロスショックでドル円もユーロドルも下方向に大きく窓を空けて始まったが、そこから大きめに戻す展開となっている。
本日は、引き続き、キプロスショックでの影響に注意しながら、直近の為替相場の焦点である世界の株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州債務問題への思惑にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)RBA議事録公表(3月5日開催分)
→今後の金融政策への思惑次第
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→CPIがメイン。注目度も影響度も非常に大きい
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
→発表での影響度はカナリ大きい
・21時30分:加)卸売売上高
→市場影響度はまずまず
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
→注目度の高い米国の経済指標はコレのみ。注目度も影響度も非常に大きい。NYダウの動向と共に注視したい
・翌6時45分:NZ)第4四半期経常収支
→市場影響度はなかなか
3月18日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼20日(水)に、FOMC結果発表
▼リパトリなど日本の年度末要因
▼キプロスへの金融支援絡みの話題での影響
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼日本の為替・経済・金融の政策への思惑
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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3月19日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日銀総裁が退任&副総裁が任期満了 ・ギリシャ銀行の決算発表 ・明日にFOMC結果発表を控える |
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07:15 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
07:50 | 豪)ロウRBA副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)RBA議事録公表(3月5日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【確報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | - | 92.0 | ||||||||||
- | 96.3 | |||||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.7% | -0.5% | ||||||||||
+2.8% | +2.7% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +2.2% | +2.3% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.8% | -0.4% | |||||||||||
+3.3% | +3.3% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +3.2% | +3.3% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.2% | |||||||||||
+1.8% | +2.0% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.2% | ||||||||||||
+1.1% | +1.4% | |||||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +48.1 | +48.2 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +42.4 | |||||||||||
欧)建設支出 [前月比/前年比] |
× | - | -1.7% | |||||||||||
- | -4.8% | |||||||||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | ○ | +0.4% | -0.9% | ||||||||||
加)製造業出荷 | △ | +0.6% | -3.1% | |||||||||||
米)住宅着工件数 | AA | 91.5万件 | 89.0万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 | 92.5万件 | 92.5万件 (90.4万件) |
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翌 06:45 |
NZ)第4四半期経常収支 | ○ | -29.50億 | -44.18億 | ||||||||||
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ロングヨリで
なし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)