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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

期待ベースでの相場が続く、
イベント少なくドル円はテクニカルで応戦か

2013年04月10日(水)16:54公開 (2013年04月10日(水)16:54更新)
持田有紀子

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 昨日は早朝にドル円の高値である99.66をつけて、その後の東京市場ではひたすら押し込まれる展開となった。そして欧州時間入りする頃には、ドル円は99円台を割り込んできた。98円台ですら安く見えるのは不思議である。次の注目はドル円の押し目がどこまでかである。どこで反転するのか。欧州序盤での押しは98.75あたりまでだった。

 またユーロドルの下げもきつい。東京時間に前日の高値であった1.3037を抜けてきて、一気に1.30台の後半を狙いそうな動きになったのだが、クロス円の売りにツラれてユーロドルもそれまでのゲインをすべて吐き出した。欧州序盤では1.30台割れが意識される水準まで落ちていった。

 ニューヨーク勢の参入とともにドル円の買いが始まるだろうとの期待は大きい。そこでドル円を拾っておきたいが、こうなると突っ込んだ安値である98.75あたりをバックに買いしかない。そこで私は98.80を買いゾーンと決め込み、損切りは98.70で置いておくことにした。欧州時間では99円台に乗せたりするものの、値動きは明確ではなくて、99円ちょうどをはさんでの一進一退であった。

 21時半ことに、つまりニューヨーク時間に入ろうとするときに、ドル円が下がってきた。私のターゲットでもあった98.80台まで沈んできたので、さっそく買ってみた。下がってきているので、逆張りにもなるし、ちょっと嫌な感じではあったが、まあやられても10ポイントあまりだ。取引に参加するコストだと思ってあきらめよう。

 そうすると運よく、私の損切りはつかずに再び98.90レベルまで上がってきた。しかしグローベックスでの米国株は安い。このまま米国株が始まれば、ある程度のリスク回避の動きが出ても仕方のないところだ。株価に注意して利食いどころを探る。昼間のドル円やユーロ円のロングのシコリもかなり残っていそうなので、当面は上がっても限りがあるものと読んでいる。

 結局、ドル円は99.25あたりまで上がるのがやっとだった。ユーロ円も重い足取りを見せているので、私は99.11でやめてしまった。ドル円が1円以上も上下動をしているのに、30ポイントも取れないのは残念ではあったが、安全運転を目指すとこうなってしまうのも仕方のないところである。

 その後はドル売りが強まったようである。ドル円はロングのコレクションもあってか、98.60まで差し込んだ。またユーロドルも1.31台乗せも演じている。ニューヨーク時間の午後になって再びドル円が買い戻しされて、そのステージでユーロ円は瞬間的に130円台もつけた。

 今日のアジア時間もドル円は99円ちょうどをはさんで神経質な動き。98円台と言っても決して安くはないのに、98円台になるとややリスク回避の動きが強まって、日本株は激しく売られた。また99円台に戻すとリスクテークの流れとなる。ドル円は20ポイントも動いていないのに、なんとも派手な反応となっている(笑)。それだけ期待だけの相場つきなのであり、実態がなかなか見えない状況が続いていることの証左でもあろう。

 今晩もイベントの少ない一日だ。マーケットの関心はドル円の値動きであることには変わりがない。私は98.60から99.60までのレンジにおさまると思っているので、その両端では逆張りで攻めて見ようと思うが、それは昨日のドル円ロングと同じで、ロスカットのレベルが明確だという消極的な理由によるものだ。


日本時間 16時20分
 


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