しかし米国株は開始直後こそは安かったが、すぐに反発して立ち直った。指標は悪いとはいうものの、それがかえって金融緩和の継続を期待させ、リスク資産へと資金が向かったようである。株価の上昇を確認すると、ドル円もまた急反発。それまでの高値であった102.75の近く、102.60まで戻しきった。そして米国株も歴史的な高値を、終値ベースでも更新してニューヨーククローズを迎えた。
昨日、ドル円が101円台を見たということもあるだろうが、今日のドル円はトップサイドが重く見える。それを裏付けるかのように日本株も安く、日経先物は14000円台に沈んだ。昨日のユーロの下げで、ユーロ円の戻りも鈍い感じだ。ユーロ円は132.00がキーポイントになりそうだ。そこをレジスタンスにして、しばらくは戻り売りになるのではないだろうか。私も131.50アッパーでは売りスタンスで臨みたいと思っている。
今晩もアメリカの経済指標がたくさん出る。CPI.、住宅着工件数、失業保険などなど。たくさん出るので一喜一憂を強いられることのなるのだろうが、ユーロ円、ユーロドルのセル・オン・ラリーという作戦で考えている。
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