本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『米国の長期金利の動向』、そして『米国の経済指標の発表』や『ドル買いが優勢な流れの継続』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・08時50分:日)第2四半期日銀短観
・10時00分:中)製造業PMI
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
・17時30分:英)製造業PMI
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
への注目度が高い。
これら以外では、
・週明け月曜日
・月初要因(月初めでの最初の営業日)
・香港とカナダ市場が休場
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・ドル買いが優勢な流れの継続(6月・月末には実需のドル買いなども)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・欧州の金融政策への思惑(7月4日にECBの金融政策が発表される)
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州債務問題への思惑
・中国の金融システムや資本市場の動向
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
週明け月曜日で、7月の月初めでの最初の営業日。
本日は、香港とカナダ市場が休場となる。
米国の経済指標の発表は、ISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、株式市場の上下による金融市場のリスク許容度で為替相場も大きく影響を受けたが、全般的にドル買いが優勢な流れが続いた。6月月末には実需のドル買いも強まって相場を動かした。
週明けの為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでオープンした後は、円安・ドル買いヨリで推移している。
本日の為替相場は、引き続き、ドル買いが優勢な流れの継続に最大限の注意を払いながら、現在の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、金融当局者や要人による発言などにも注目。
また、7月4日にECB金融政策結果発表、週末に米国の雇用統計の発表を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第2四半期日銀短観
→注目度は高めだが、反応は相場の気分次第
・10時00分:中)製造業PMI
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
→中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・17時30分:英)製造業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
→発表でのユーロへの影響は大きめ。欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
→直近で米・経済指標発表での反応が大きくなっているので特に注目したい。同時に株式市場の動向にも気を付けつつ、発表後の流れを見極めて流れに乗りたいところ
■7月1日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼月初め四半期初め要因
▼週末に米国の雇用統計が発表
▼7月4日に米国の独立記念日でNY市場が休場
▼今週にオーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策の発表
▼来週に日本の金融政策の発表を控える
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼ドル買いが優勢な流れの継続(6月・月末には実需のドル買いなども)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、週末の雇用統計が中心)
▼欧州の金融政策への思惑(7月4日にECBの金融政策が発表される)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
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7月1日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・月初めでの最初の営業日 ・香港とカナダ市場が休場 |
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08:30 | 豪)AIG製造業指数 | × | - | 43.8 | ||||||||||
米)ルー米財務長官の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
08:50 |
日)第2四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断] |
◎ | +3 | -8 | ||||||||||
↑・[大企業製造業先行き] | +7 | -1 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業業況判断] | +11 | +6 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業先行き] | +14 | +9 | ||||||||||||
↑・[設備投資計画] | +2.9% | -2.0% | ||||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 50.1 | 50.8 | ||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI【改定値】 | ○ | 48.3 | 49.2 | ||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | △ | 52.4 | 52.2 | ||||||||||
16:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 48.7 | 48.7 | ||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 48.7 | 48.7 | ||||||||||
17:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 51.4 | 51.3 | ||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +6億 | +5億 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +1.6% | +1.4% | ||||||||||
欧)失業率 | ○ | 12.3% | 12.2% | |||||||||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 50.5 | 49.0 | ||||||||||
米)建設支出 | C | +0.6% | +0.4% | |||||||||||
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週明けのため、NY市場まで様子見
週明けのため、NY市場まで様子見
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