本日の為替相場の焦点は、『10日のバーナンキFRB議長の発言以降の株高・ドル売りの流れの継続』と『主要な株式市場の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
への注目度が高い。
米国以外では、
・10時30分:豪)住宅ローン貸出
・18時00分:欧)鉱工業生産
への注目度が高い。
これら以外では、
・『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』明けでの影響
・週末要因
・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、その他
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州債務問題への思惑
・日本の金融政策への思惑
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・中国の金融システムや資本市場の動向
などの要因も重要。
★★★
『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』明けの週末金曜日。
JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴの決算発表も行われる。
米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週末の米国の雇用統計の発表で大きくドル買い方向に傾いた。
今週の為替相場は、10日のバーナンキFRB議長の発言以降、米国の量的緩和の早期縮小観測の後退でドル売りの流れが加速。ドル円は大幅下落し、ユーロドルは大幅上昇している。
本日の為替相場は、10日のバーナンキFRB議長の発言以降の株高・ドル売りの流れの継続に最大限に注目しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、欧州の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注視したい。
また、週末要因やここまで大きく動いたポジション調整などにも気を付けたいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)住宅ローン貸出
→発表での豪ドルへの反応はなかなか
・18時00分:欧)鉱工業生産
→発表でのユーロへの反応はまずまず。欧州勢が動き出すキッカケに
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→どちらも注目度及び市場影響度が非常に高い。10日のFOMC議事録公表やバーナンキFRB議長の発言で金融市場が大きく動き出したため、更なる変動のキッカケとして注視したい。株式市場の動向も見極めながら
■7月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼10日にFOMC議事録(6月18日・19日開催分)が公表
▼今週に日本の金融政策結果発表が行われる
▼今週に中国の経済指標が相次ぐ
▼来週にカナダの金融政策結果発表が控える
▼主要な株式市場の動向
▼ドル買いが優勢な流れの継続
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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7月12日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』明け ・週末金曜日 ・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、その他 |
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10:30 | 豪)住宅ローン貸出 | ○ | +2.2% | +0.8% | ||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | +2.0% | ||||||||||
- | -1.0% | |||||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報・基本的見解 | △ | - | - | ||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | -0.3% | +0.4% | ||||||||||
-1.4% | -0.6% | |||||||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
+2.1% | +1.7% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.6% | +1.7% | |||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | S | 84.7 | 84.1 | ||||||||||
未定 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
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東京・欧州・米国市場毎のレンジを見極めて、レンジ内でのショートで回転。週末のため、急反発に注意。
押し目ロング&上昇加速時にロングで追随
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