本日の為替相場の焦点は、『ECB金融政策結果発表明けでの影響』と『米国の財政問題』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』や『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
への注目度が高い。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標などの発表は延期となる可能性が高い(交渉中で流動的)
米国以外では、
・10時00分:中)非製造業PMI
・17時30分:英)サービス業PMI
・18時00分:欧)小売売上高
への注目度が高い。
これら以外では、
・米国の財政問題(政府機関が一部閉鎖中)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑(ECB金融政策結果発表明け)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・イタリアの政局問題
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・次期FRB議長問題
・安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
・欧州債務問題への思惑
・シリア問題
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
『ECB金融政策結果発表』明け。
また、米国の財政問題絡みで10月1日から米・政府機関が一部閉鎖されている。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とISM非製造業景況指数がメイン。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標などの発表は延期となる可能性が高い(交渉中で流動的)
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週末にかけて米・財政問題への懸念が高まり、ドル売りヨリの流れが優勢となった。
今週の為替相場は、ドル円は米・財政問題への懸念でリスク回避ヨリに、ユーロドルはイタリアの政局不安でユーロ売りに、大きめに窓を空けて始まった。その 後はイッテコイとなって一旦戻したが、昨日の相場でドル円は大きめに下落して直近安値を更新し、ユーロドルは大きく上昇して一時1.36台に乗せた。
本日の為替相場は、直近で大きな焦点となっている米国の財政問題に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
その他、『ECB金融政策結果発表』明けでの影響や注目度の高い米国の経済指標の発表も重要。
また、現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、明日に『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』が予定通り発表されるかはまだ確定されていない。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時00分:中)非製造業PMI
→発表での影響は非常に大きい。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。特に関連性が深いのは豪ドル
・17時30分:英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響は大きめ
・18時00分:欧)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
→現在、米・政府機関が一部閉鎖中ででISM非製造業以外は、発表されない可能性が高い。いずれにせよ、ISM非製造表を中心に注目度も市場影響度も非常に高い。直近では米国の財政問題が大きな焦点に。米・株式市場や米・長期金利の動向にも注意
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標などの発表は延期となる可能性が高い(交渉中で流動的)
■9月30日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週にオーストラリア、日本、ユーロ圏の金融政策発表
▼来週に日本、米国の議事録公表と英国の金融政策発表を控える
▼月末&四半期末及び月初め&四半期始め要因
▼今週末に米国の雇用統計の発表
▼10月2日(水)にECB金融政策結果発表とドラギECB総裁の記者会見
▼10月1日(火)に安部首相が消費税引き上げ及び経済対策を発表
▼米国の財政問題
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼次期FRB議長問題
▼シリア問題
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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10月3日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・中国が祝日で休場(1日~7日) ※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標などの発表は延期となる可能性が高い(交渉中で流動的) |
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08:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 39.0 | ||||||||||
10:00 | 中)非製造業PMI | ○ | - | 53.9 | ||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 54.4 | 54.4 | ||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 52.1 | 52.1 | ||||||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 60.5 | 60.5 | ||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
-1.5% | -1.3% | |||||||||||||
20:30 | 米)チャレンジャー人員削減数 | C | - | +56.5% | ||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 31.5万件 | 30.5万件 | ||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | AA | 57.0 | 58.6 | ||||||||||
24:00 | 米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:30 | 米)パウエルFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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ロング主体で、レンジ内で回転。レンジは下が96円後半~97円前半で守られると想定
ロング
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