1月29日(水)■『FOMC結果発表での影響』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表での影響』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・11時00分：米)オバマ米大統領の一般教書演説
・28時00分：米)FOMC政策金利＆声明発表
に注目が集まる。

米国以外では、
・21時15分：英)カーニーBOE総裁の発言
・時間未定：南ア)SARB政策金利＆声明発表
・翌5時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
・翌6時45分：NZ)住宅建設許可
に注目が集まる。

それ以外では、
・1月の月末要因
・オバマ米大統領の一般教書演説(日本時間の29日11時頃を予定)
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・2年物価連動債、30日・5年債＆7年債)
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業の決算発表→ボーイング、ダウ・ケミカル、フェイスブック、クアルコム、シマンテック、その他
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・中国の景気失速や新興国からの資金流出懸念
・アルゼンチンのデフォルト懸念
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。


★★★

本日は、SARB政策金利＆声明発表とFOMC政策金利＆声明発表、RBNZ政策金利＆声明発表が行われる。

注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、FOMC政策金利＆声明発表の他、オバマ米大統領の一般教書演説、週間原油在庫の公表、2年物価連動債の入札、複数の主要企業の決算発表が予定されている。
直近の金融市場の焦点となっているFOMC政策金利＆声明発表では、国債買い入れ額とMBS買い入れ額をそれぞれ50億ドル縮小するというのが市場のコンセンサスとなっている。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、週末に突如、中国や新興国、アルゼンチンへの懸念などで主要な株式市場が大きく下落し、ドル売りが加速した。

今週の為替相場は、先週末の急変への反動もあって、金融市場は反発が優勢で比較的落ち着いた動きとなっている。

本日の為替相場は、『FOMC政策金利＆声明発表』での影響に最大限注視しながら、引き続き、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度などでの影響も重要となる。
その他、今週に入って落ち着いているが、先週末に金融市場が大きく変動する要因となった中国の景気失速や新興国からの資金流出懸念やアルゼンチンのデフォルト懸念などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・11時00分：米)オバマ米大統領の一般教書演説
→言及内容次第

・21時15分：英)カーニーBOE総裁の発言
→言及内容次第

・時間未定：南ア)SARB政策金利＆声明発表
→内容的にサプライズがなくても、今後の金融市場への思惑で大きく動くきっかけになりやすい

・28時00分：米)FOMC政策金利＆声明発表
→本日の米国のイベントは、注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、FOMC政策金利＆声明発表の他、オバマ米大統領の一般教書演説、週間原油在庫の公表、2年物価連動債の入札、複数の主要企業の決算発表が予定されている。
直近の金融市場の焦点となっているFOMC政策金利＆声明発表では、国債買い入れ額とMBS買い入れ額をそれぞれ50億ドル縮小するというのが市場のコンセンサスとなっている。
その結果を受けての米国の株式市場や長期金利の動向での影響が為替相場に大きな影響を与えるだろう。

・翌5時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
→内容的にサプライズがなくても、今後の金融市場への思惑で大きく動くきっかけになりやすい

・翌6時45分：NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響は大きめ


■1月27日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(1/27～)に、ニュージーランド、南アフリカ、米国の金融政策発表＆日本の議事録公表が予定
▼来週(2/3～)は、オーストラリア、英国、欧州の金融政策発表が予定(議事録公表の予定はなし)
▼29日・水にFOMC結果発表
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼1月の月末要因
▼来週(6日・木)にECB金融政策結果発表＆ECB総裁記者会見
▼1月31日から旧正月(チャイニーズニューイヤー)絡みの連休入り
▼中国の景気失速や新興国からの資金流出懸念
▼アルゼンチンのデフォルト懸念
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の債務問題への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題

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1月29日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・オバマ米大統領の一般教書演説(日本時間の29日11時頃を予定) ・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・2年物価連動債、30日・5年債＆7年債) ・米国の週間原油在庫の公表 ・米国の主要企業の決算発表→ボーイング、ダウ・ケミカル、フェイスブック、クアルコム、シマンテック、その他
11:00		米)オバマ米大統領の一般教書演説	A	要人発言
16:00		独)GFK消費者信頼感調査	△	+7.6	+7.6
21:15		英)カーニーBOE総裁の発言	◎	要人発言
未定		南ア)SARB政策金利＆声明発表	○	5.00% 据え置き	5.00% 据え置き
24:30		米)週間原油在庫	B	-	+99.0万
25:30		米)2年物価連動債入札	BB	150億ドル
28:00		米)FOMC政策金利＆声明発表	SS	0.25% 据え置き	0.25% 据え置き
翌 05:00		NZ)RBNZ政策金利＆声明発表	◎	2.50% 据え置き	2.50% 据え置き
翌 06:45		NZ)住宅建設許可	○	-5.0%	+11.1%
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

FOMC結果発表後の流れ狙い

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FOMC結果発表後の流れ狙い

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