週末にはウクライナ情勢の悪化があって、昨日は早朝からリスク回避が進んだ。ドル円は週明けの早々に102円台を割り込んできて、金曜日の安値も下回ってきた。しかし101.86近辺でサポートされたような格好になっていて、102円台まで戻してもいる。
ニューヨーク時間では米国株が切り返し、マーケットはいちおうの安心感を得た。しかし大幅安で始まった米国株がバリバリと戻した割には、ドル円の上昇は限定的で、値幅はほとんどなかったといってよい。ユーロドルなどはもっとひどくて、一日を通じてもたったの20ポイントも動いたかどうかという感じだ。
さて今晩はイベントが少ない。昨日よりもさらに動意薄になる可能性が高い。為替相場はとても狭いレンジ内に終始しそうに見える。動くとしたらウクライナ問題しかないが、これは事前に予想できないし、場合によっては商いが薄い分、振れる可能性もあるので、注意だけはしておきたい。
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